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映画「スパイファミリー CODE:WHITE」を観て

家族で映画を観てきました。

シンプルに面白かったです。年齢を問わず楽しめるアニメです。

なにがそんなに面白いのか?まじめに考えてもあまり答えが無いような気もするのですが、一言でいうと、安心感でしょうか。

シーン設定は日本ではなく、東欧のどこかって感じですが、キャラクター設定や市役所のOL的な職番の風景なんかはすごく日本的な場面設定です。

東欧的といいましたが、別にそれがアニメを理解する上で重要な要素ではまったくなく、そんな背景知識はまったく求められていないところも気持ちがいいです。

スパイの父親と殺し屋の母親、超能力の娘と予知能力の犬の偽装家族というむちゃくちゃな設定ですが、それぞれのキャラクターがとにかく魅力的で、且つ面白い。

人物だけでなく、欧州的な建物やインテリア、ファッション、小物なんかの描写がすごくオシャレで凝っています。

同じジャンプの「呪術廻戦」も人気がありますが、アニメの方はまだしも漫画の方ではどんどん場面設定が変化していて、最初の主要な登場人物も退場して入れ替わったりで注意深く見ておかないとどんどんおいていかれて理解ができなくなります。

経営学者の入山章栄先生が今年の3冊の一つに「呪術廻戦」を上げていました。理解にはリテラシーが必要と言っていますがまさにその通りだと思います。

スパイファミリーはそんなリテラシーとかは特に必要なく見れます。

映画の中ででてくる「うんちの神様」のくだりなんかは小学校低学年にはうけまくるやろうな、と実は私もうけまくっておりました。

映画館でもらった冊子にあった作者の遠藤達哉氏のメッセージ

銀幕のフォージャー家の物語で、ほんの少しだけでもぽかぽかしていただけたら幸いです。

ぽかぽかさせてもらえる映画です。


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