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美術館で何をみるのか

私は自分の事を画家である前に美術ファンだと思ってる。
美術館行くの大好き!
しかし我が次女は美術館は苦手という。
高校でグラフィックデザイン学んでるのに!?という事で、美術に興味はあるけど美術館で何を見ればいいの?と思ってる人は多いのだろうなと思うので、私の場合は何を見に美術館に行ってるのか書いてみる。

私は作品がどうやって描かれてるか、下地、素材、筆跡、マチエル、表に出てる色の下にあるもの、サイズ感、構成、額と作品のバランスを主に見てる。
あと美術館での展示方法、壁の色、人の流れ動線空間構成なども見てます。
ついでに書くと、百貨店の美術画廊を見に行く時は市場調査。鉄板で売れるものと現在のトレンド(各百貨店、地方で客層が微妙に違う)、値段、額装なんかを主に見てる。
町の画廊は各画廊の特色と推しなどなど。
百貨店でも画廊でも、ずっと見てる作家さんの作品の変化や成長が見れると来てよかったって思う。

ちなみにうちの旦那は美術作品を見る時に、歴史とか作品の意味から入るそうな。
人それぞれの見方で良く、そこから何を受け取ってもいいのが美術のいいところ。難しい事は考えず、なんだかホッとするとかくつろげるからとか、美術館からカフェに行ったりお散歩したり〜が楽しいっていうのも良い。私もそうだし。
美術館が多くの人にとって楽しい場であればいいな〜って思ってます。

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