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島の風景を楽しむ自転車旅

博多湾に浮かぶ能古島は南北3.5km、東西2km、周囲
12kmの小さな島。姪浜渡船場からフェリーで10分程
の位置にあり気軽に訪れることができる。2022年時点
での人口は658人で、島内には小学校と中学校もある。

連続する水平ラインが特徴的な
フェリーターミナルは朝日を受けて輝いて
太陽はだんだんと高く風景を変えていく
対岸には福岡の街が広がっている
まだ朝も早く開店前の売店を抜け
足元には光を浴びるセンニチコウ
フェリー乗り場のすぐ側には砂浜も
光は砂浜を立体的にし
海を輝かせ印象的な風景をつくり
形が際立つ影を生じさせる
島の何気ない風景の中
海の風景を振り返りながら
山道へと進んでいく
途中には立派な小中学校も

島内の能古島小中学校は小中一貫教育を行っており、
島外の児童も募集していて、令和6年度の定員は7人。
恵まれた自然環境の中での9年間の学校生活を送る。

小学校でのデジタル出張授業の様子も

ICT教育や英語授業に力をいれる能古島小中学校

校舎の向こうには福岡の街が広がっている
学校を通り過ぎ、島の風景を楽しみながら
道端に咲く花もたどりつつ
木々に囲まれた山道や
大きく広がる空の下を進む
途中には楽居窯。穴窯を使った焼成が行われている
一面に広がるママコノシリヌグイ
島の自然にもふれながら
少し寄り道をして
展望台へとやってきた
展望台からの海の中道でつながる志賀島の眺め
能古の山頂195mにある展望台を後にして
道沿いにはカトリック能古島教会
長崎への旅でふれた教会の風景や
小川洋子さんが紡ぐ物語を思いだす
赤く錆びゆく鉄に島に流れる時間を感じながら
海と空と緑にあふれる島の風景や
道沿いに咲く花も楽しんで
のこのしまアイランドパークまではもう少し


能古島に降り立つ。フェリーに持ち込んだ小さな折り
たたみ自転車を広げ、能古島を縦断する。目指したのは
島の北端に位置する、のこのしまアイランドパーク。
秋のコスモスの名所として知られている。訪れたのは
9月末で、コスモスの時期にはまだ早いが、どの時期に
訪れても季節の花が咲くという。着いたのはまだ開園
時間前。一番乗りでのこのしまアイランドパークへ。


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