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顧客にはDMではなく私信を送る_関係性マーケティングの話

顧客をクラスター分析をする方法


今回は、「行列顧客ができる、利益を生み出す統計学マーケティング」
が電子書籍化されたので、その内容の一部を解説します。
今回は、クラスター分析についてです。

まずは、常に私は「ワンツーワン」が最強のマーケティングであると言っています。

ワンツーワンとは、1対1という意味で、お客様と販売側が1対1の関係であるという前提でマーケティングを行います。

多くの場合は、販売側は会社という単位で、そして、
個々のお客様は、会社側から見ると、大勢のお客様です。

顧客とのワンツーワン(1対1)の関係性


つまり、多対多、もしくは1対多となります。
多対多とは、大きな会社で、それぞれ担当者が違うという場合です。

例えば、ある対応メールでは「A社の三宅です」とか、またある問い合わせすると、「A社の中川です」とか毎回、違う担当者が対応してきます。

一方、多くの場合は、1対多というケースが多いでしょう。
つまり、販売者と大勢の顧客という図式です。

例えば、セールのDMを送ります。
その場合、販売側からお客様、全員に同じ内容のDMを発送します。

これが普通の場合ですね。

ワンツーワンは、1対1なので、すべての顧客が個客となり、
一人一人違った内容のサポートをします。

DMと私信の違い


つまりDMについては、「私信」となります。

そのお客様がどのような方なのか、何を購入されたのか、
どのようなバックグラウンドを持っているのか?
などを把握した上で、その情報に沿った内容で、顧客フォローをします。

私信なので、一般的なDMとは全く別物になるのです。

なので、お客様も「なんだDMか?」と中身を見ることなくゴミ箱行きとはならないのです。

お客様としても、どうしても確認する必要があるのです。
そして、このような顧客フォローをすることで、お客様から信頼され、その延長にあるのがリピートなのです。

このように、ワンツーワンが最強な理由をわかっていただけたと思います。

そこで、問題なのが、このワンツーワンを取り入れようとしても、お客様の情報がそれほど、整備されていない、蓄積されていないといった場合です。

つまり、そのお客様がどういう方なのかわからないので、
ワンツーワンができることはありません。

ワンツーワンに近づける


そのためには、顧客データベースが必須になります。

その上で、情報の整理整頓ができたと仮定します。
しかし、数千人の顧客をそれぞれ、別に対応するのはほぼ不可能です。

そして、そのために、これらの情報によって、クラスター分析をします。

クラスター分析とは、似ている顧客をグループ化することです。
それにより、グループ別の対応をすることで、ある程度、ワンツーワンに近づける対応が可能なのです。

これが、関係性マーケティングの骨子になります。


大阪の夜の御堂筋です。
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(自己紹介)
CRMを中小企業にも無理なく、導入、運用でき、かつ効果的な「関係性マーケティングDX」のコンサルティングをしています。

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