【エッセイ】解釈次第だなぁ〜って話

この間の性格診断を盲信するワケじゃないが、私は多様な意味で楽観的だ。
しかしそれは『自分』に関してであって、『他人』の楽観具合？　が分からない以上、無意味と判断され思考が及ばない。

【感受】の部分はツラいと受け止める
【解釈や意思決定】は楽観方向

みたいな？
茫漠とした楽観なのではなく、あくまで意思が。

このような性格が手伝って、大抵の事はポジティブに解釈され思考の堂々巡りはしない。で、前述の通り他人の事はよく分からないので、『気楽に考えようぜ✨』なんて口が裂けても言えない。

気楽ではないと思われる他人の諸事情についても、あくまで想像の域を出ないが、私の【感受】は他人から様々を受け取る。
そこには感情レベルの【同調】がある。しかし同調はすれど【解釈】の部分から枝分かれし、楽観に向かう。

――という場合、身動きが止まる。
この同調から得た感情に対し『私ならこう考える』という方程式は出来上がっている。
しかし他人に方程式を押し付けるのは心が反発する。そもそも私という鋳型に対して作られた方程式だから当然なのだが。

だから慰めなりアドバイスが迂闊にできないのだ。
なので『肉体の反応』や『今現在の気持ち』を伝えるのが私にとってベスト。

私は自分が正常だと思っている。
が、方々の精神に関するアレコレによく当てはまる。
とはいえ、医学的な見地からの当てはめには大した意味はないと思う。ありゃ医者の都合だ。
だからよほど生活が脅かされない限り、医者の世話にはならないだろう。かかるとしても外科だ。

私には私の都合と理屈がある。ここに他人介在の余地などない。
だから『ADHDかどうか診断してきた』みたいな人には『❓』となる。自らその枠組みにハマりに行くのに、合理的な理由が見出せない。

【双極】＝【魔法】

人生の8割程度が『躁』状態だ。脳みそはカンカンに稼働し、身体も落ち着かなく、常に何かを叫びたがっている。

一方、『鬱』状態ではウジムシとなる。
脳内は湿度の高い部屋のように気持ち悪く鎮まり、身体は愚鈍になり、言葉すら発したくないし部屋から一歩も出たくない。
それを責められ、更に沈むといった経験もある。

ある程度コントロールはできる。
創作をしまくれば『躁』状態が維持される……が、ソワソワして睡眠ができなくなる。
かといって『鬱』はイヤだけど、よく眠れる。

この感情や気分の『浮き沈み』もポジティブに捉えている。創作にはうってつけだからだ。言い切れば、全ての事象を創作と結びつけている。
『浮⇄沈』の往復の際に発生するエネルギィ。

空を飛びたきゃ工夫がいるし、落下すりゃあ否応にも落下エネルギィ。

【解離】＝【魔法】

双極や解離の本はいくつか読んだ。
つまり『いくつか読んだ』程度の知識しかない。
多くが私と重なったが、全く同意できないのもあった。
たとえば『自分の思考が他人に盗みみられている』といった類いの。

殆どの解離患者にはトラウマがある。この部分を仔細に書くのは憚りがあるのでやめておく。

私にも特定の期間、多大なストレスが日々続いた箇所がある。抗えず、沈み、怒り、叫び、疲れ。どうしようもないほど身体と心が荒んで希望のキの字もない。
だが振り返ればやはり、ポジティブに捉えている。あるいは無意識が避けているのか。

『全ては今の自分の為にあった』みたいな感覚。
再三言うが、思考の堂々巡りから有益な答えが出た試しがないのだ。

だからこそ、物事をポジティブに捉え、創作の材料とし、突っ走る。これしかない。

散々双極やら解離やらと書いたが、私の症状は『ドレデモナイ』と定義している。なんか似てるけど、人はヒト。いくら医者が判をついたとしても、各々の解釈次第でいかようにも変化する。

『肉体』自体は信号として、ツラいだのシンドイだの言ってくる。が、私の『精神』は――

肉体？　あいつうるせーな
ウザいから無視しよっと❗️

と、これまた楽観である。ただの信号。深刻に考えることはない。ヒザ擦りむいたから痛いなぁ〜ぐらいさ。

てなカンジで、やっぱり楽観はマホウだと思うのでし。
加えて創作をしてたら、謎のエネルギィ源から謎の元気をたくさん補充できます。

あ、でも眠れないのは結構……キツいですね💤