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やっぱり、そうだったのか

最近のコロナ禍であまり伝わっていなかったですが、個人的に気になっていた件について、いくつか挙げてみたいと思います。

まずはスエズ運河にまつわる話で、船が座礁したことで海運輸送の滞りがあるのでは、と下記投稿で書いておりました。

下記記事によると、座礁してから数週間たったものの、やはり影響はこれからも長引く模様。コロナ禍からの経済正常化に伴い、少しずつ負の影響は軽減されてくると思いますが、また何が起こるかわからないなか、注目していく必要があるのでは、と感じました。

世界貿易の大動脈であるスエズ運河での船舶の足止めが解消されたので、国際貨物業務が再びスムーズに機能していると人々が思い込んでいる…「そうではない。実際に仕事が始まるのはこれからだ」と強調する。港湾での接岸枠確保や、待機を余儀なくされたため目的地への到着が遅れ、予定されていた次の航海に出られなかった船舶に関する交渉などについて言及した。「遅れた船舶は欧州やアジアの港にほぼ同時に到着し、渋滞が発生する」…事故がもたらすグローバルなサプライチェーンへの連鎖的な影響はまだ続く…「影響は5月後半まで続くだろう」

次は宿泊業についてです。特に日本ではコロナ禍で生き残りが難しくなったビジネスホテルや旅館が増え、廃業が増えている、と下記投稿にも書いた通り。

また直近では、コロナ前に高い価格ででMBOを行った、ホテルを運営しているユニゾホールディングスの借入や社債返済が滞るのでは、という騒ぎにもなっています。

そのような業界内での再編が求められる中、特に個別の旅館などへは、中国から投資マネーが入ってきているとのことです。

2月中旬、佐賀県の嬉野温泉(嬉野市)で大型ホテルを経営する男性は目を丸くした。仲介業者が提示した中国人への売却額は十数億円。国内の宿泊施設大手がコロナ前に提示した金額より6割高い。5月中にも売却する方向で、将来は中国人向けホテルとして整備する。主に中国人に不動産売買を仲介する東寧(大阪市)では、2月下旬から「ホテルの価格は下がったか」「今が買い時か。おすすめの場所は」といった相談が増えている。…物件の見学ができず実際の売買は低調だが、コロナ収束後のインバウンド(訪日外国人)需要への期待は強い。渡航が解禁されれば、成約が増えるとみている。

コロナ禍において様々なことが停止を求められている、というわけではなく、静かに変化が起きている、ということでしょう。


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