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プライベートな会話には

皆さん! お久しぶりです。
暑い日が続いていますが、元気にお仕事されていますか?

さてさて、今回は、こんなお話。
「施術中こんな経験はないでしょうか?」
施術中にお客様からお悩み相談を受けてしまう。そしてそのお悩みにどこまで介入して、どう答えたら良いのかわからない。

以前、といってもすご〜く前に、お客様とのコミニュケーションの取り方のお話をさせて頂きましたが、今日はもう少し突っ込んだお話をさせて頂きますね。
私たち施術者は、施術という行為を行います。これは、体を直に触るという行動をしなければいけません。
この行動は、回数を重ねるごとに、お客さまに変化を起こします。
その変化とは、お客様がなんとなく施術者の方に近しき存在を感じるという変化です。

これを心理学用語では「親密感」といいますが。

親密感ってなに?

はい。こういう方もおられると思うので、かんたんに説明しますと、
親密感とは、とても近しく何でも話せる存在と思う感情です。
この親密感は、何も施術のときに限ったお話ではなくて、日常生活の至る所でこの感覚を体験しています。
例えば、子育て中の親子の関係。カップルやご夫婦の関係。友人。よく行くお店の店員さん。などなど。

話は戻りますが、お客様がこの親密感を無意識で感じ始めると、とてもプライベートなお話などを沢山してくださるようになります。
そのお話がどんどん進むと、返答に困るといった内容にまで入ってしまうことが起こります。

そういった場合術者は、お客様の感情に右往左往して流されてはいけないのです。

どうしてか?と言いますと、

術者も感情移入してしまうと、これまた違う問題が発生してくるからです。
そして、最悪は、仕事が終わってもお客様の悩みのことを考えてしまう。といったことが起きてきます。
そこまで行くと、お客様も、施術者もどちらもよい影響を与えません。

例えば、鍼灸師の先生方だと、体の機能的なアドバイスなど、得意とする知識がある分野のアドバイスはよいのですが、それ以外は解決しようとしない。答えを出さない。ただただ聞く。のみです。

そして、相づちをする。これで十分です。

一生懸命の先生は、なんとか解決してあげようと色々考えたりします。

これは、NGです。

こういったことを踏まえて、日々お客様とのコミュニケーションを楽しんでくださいね。

お客様とのコミュニケーションについてもっと知りたい。
お客様にプライベートな問題をお話しされたときの対応など、心のアプローチをもっと知りたい。という方は下記からどうぞ。

それでは、また。







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