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ワンオペ子育てママ いつものやり方をちょっと変えてみるきっかになった言葉。

引っ越しをして1年が経ち
夫と二人三脚

この新しい生活スタイルも
少しずつ少しずつ慣れ始めた。


はじめての妊娠・出産・子育ては
パンチのあった「双子」

生まれ育った東京で
しかも
自分の実家での同居スタイル

両親の力もフルに借りて
毎日あれこれ奮闘していた。


夫は
家族のなかで誰よりも早く出発し
子どもたちが寝静まった頃に
静かに帰宅する

そんな生活を長年してきた経緯がある。


ただ、それが一変したのは
思い切ってやってみた「引っ越し」だ。


数年前に始まった夫の単身赴任

その赴任先に
子どもたちと一緒に
エイッと引っ越すことを決めたのだ。



わたしの両親と
夫とわたし

大人4人で
協力してきたいろんなことが

わたしと夫の2人
二人三脚スタイルに
2023年から変化したのだ。


「大変だろうな~」
「でも、やってみないとわからない!」

そんな気持ちが入り混じっていた。


自他ともに認める
頑張り屋のわたしが

慣れない環境で
子どもたちの学校・保育園の
あれこれ

毎日必要な
食材や日用品の買い出し

慣れるまで
なかなかパワーを使った。


いつも全力で
前にグッと進もうとする

そんなタイプだからか
1日の終わりに近づくにつれて
パワー切れに何度もなっていた。



家事が終わらない・・・
動きたいのにパワーがない・・・
みんなは手伝ってくれない・・・
あぁ~イライラする・・・


何度もこの悪循環になって
自分責めたり
家族を責めたり
そんなことも多々あった。


それを繰り返す日々に
平日ほぼワンオペスタイルの
仕組みを
絶対に見直す必要がある

そんなことを感じるようになったのは
つい最近のことだったりする。


自分のカラダが
少しずつ少しずつ悲鳴をあげ

やっとやっと
気づくことができたのだ。



1年間は
子どもたちと

新しい場所で生活すること
毎日を無事に終えること

この2つのミッションに
本当に必死になっていた。

自分の気持ちに気づく

これが抜け落ちていたのだ。



先日
久しぶりに
大好きな本屋さんに行った。

そこでフト手に取った本に
気になる言葉を見つけた。

全力投球せず、いつもはリラックスして八割の力でルーティンをこなす。
残る二割は、いざというときのためにとっておく。

「いちからはじめる」 松浦弥太郎


これを見て
感じたことがあった。


「やだ!」
「わたしいつも全力投球してた!」
「余力なんて残ってやしない」
「これは見直す意味がありそうだ」

本を手に取り
バスに揺られながら
ひとり頭のなかで自分と対話をした。



1年経って
いつものルーティンは
見えている。

「これは必要」
「これは手伝ってもらおう」
「これは無理しちゃダメ」
「これは任せられる」

一人で抱え込むと
パンクすることも経験済みなので
夫や子どもの力を借りる

ここも忘れてはいけないことだ。



大事なことは「八割の力しか使わないんだ」という意識ではなく、「二割の余白を自分でキープする」ということです。

つねに二割の余力を保つということなのです。
そうやって自分を育てていきましょう。

「いちからはじめる」 松浦弥太郎


さっきご紹介した文章には
こんな続きが書いてあった。


余力を残すために
キープをすること

そして、
そんな自分に
自分が育てるということ

これもわたしの伝えている
セルフケアの1つだと感じたのであった。


ついつい
パワーをグッとかけてしまうからこそ

自分のために余力を残す

ここを2年目のわたしは
平日ほぼワンオペスタイルの仕組みを
あらためて整えていきたい。

明日の自分が
1か月先の自分が
来年の自分が

今よりもっとごきげんであるように。

コツコツ実験していこう。

そんなことを感じている。

▼髙橋泰代のホームページ




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