今日は「トキワ荘」をご紹介します。

手塚治虫、藤子不二雄Ⓐ、藤子・F・不二雄、
赤塚不二夫、石ノ森章太郎、寺田ヒロオ、
鈴木伸一、森安なおや、
よこたとくお、水野英子・・・・
これだけの漫画家が同じ場所に住み、
そして漫画を描いていた場所、
それが椎名町の「トキワ荘」
1952年（昭和27年）から
1982年（昭和57年）にかけて
存在した木造2階建アパートです。

実存した「トキワ荘」は解体されてしまい
展示されているものは、
再建された「トキワ荘」で
マンガミューアムとなっています。
2020年3月に竣工されました。　

中に入ると、その頃の雰囲気がうまく演出されており
当時の漫画家生活が垣間見れる空間となっていました。
昭和の匂いと、共同生活色が強く。。。
部屋は本当に四畳半。
デスクは昔懐かしい折り畳みテーブルだったり。
あの漫画はここで作られたのだ、と思うと少し感動します。

当時トキワ荘付近にあった銭湯やお店は現在ほとんどなくなりましたが
中華料理屋さん「松葉」は、当時のお店で
漫画にも登場する中華料理屋さんです。
近所のお店は当時の漫画家たちを
食べ物から応援していたのですね。

トキワ荘マンガミュージアムから徒歩すぐ、
松葉さんの手前にある
「トキワ荘通り昭和レトロ館」は、
これまた楽しい場所。

2022年11月にオープンした施設で、しかも入場料は無料です。

2階には昭和の生活が垣間見れる部屋の展示。

そして奥には街のジオラマが飾られています。
ここはまさしくフォークソング「神田川」の風景です。

世界に誇れる、日本のマンガの誕生は
この町、この「トキワ荘」なしには語れない。
そう感じた日曜日でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。
次のお休みに、椎名町探索はいかがですか？