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音楽を通じた誓いー ファンとアーティスト、不変の約束

今年も終わりが近づく中、
私は昨晩あるシンガーさんの忘年会に参加。
その一夜はファンマーケティングの神髄ともいえる交流の場となった。

彼女は90年代に大ヒットしたグループの一員、
その実力はNHKの年末紅白歌合戦にバックシンガーとして出演する程。
今はグループが解散して
一人でのソロ活動を続け、才能を発揮している。

都内のライブ会場での歌唱や、
フェスでの圧巻のパフォーマンス。
90年代とは一線を画す新たな形で音楽活動を展開している彼女。
しかし彼女のファンたちは
時が経っても変わらぬ熱狂を見せている。
解散したグループの中でも「一番彼女が好き」という気持ちを胸に、
彼女のソロ活動を支え続けているのだ。
「推ししか勝たん」
それを90年代からずーっと35年近く継続している。

忘年会には、90年代当時からのファンがほとんど。
東京在住ではなく、新幹線で駆け付けたという方
2時間程の滞在で、また新幹線に乗って帰る方も。
ファンにとっては、彼女と一緒に数時間過ごせること、
そのこと自体が貴重なことなのだ。

「今年は何回ライブに行けた、来年はこれもあれも行きたい」
そんな会話があちらこちらで。
中には当時の古いTシャツを身にまとって忘年会に参加される方も。
一方で、若い世代のファンもいくらか見受けられ、
その中には「YouTubeで90年代の彼女の歌を聞いてファンになった」
という新たなる絆が生まれている

この夜、彼女のファンと触れ合う中で、
アーティストとファンの絆の強さに改めて気づかされた。
彼女はファンを大切にし、
ご自身の人生の中での辛い出来事や悲しい瞬間を隠し、
歌とエンターテインメントでファンを幸せにすることに尽力している。
それが、彼女の音楽が今もなお多くの人々の心に届く理由だ。
彼女はこの忘年会で何度「ありがとう」と言っていただろうか。
それぞれファンの方々のお名前を呼び、「XXXさん、いつもありがとう」。


ファンという存在は、
アーティストにとって心理的にも経済的にも大きな支えとなる。
彼女もまた、ファンの存在を大切にし、
彼らとの絆を築き上げている。
そして、その絆がファンを中心とした
マーケティング活動の基本にもなっていることを感じた一夜だった。

この特別な夜を通じて、
音楽は愛と絆の誓いであり、
アーティストとファンの間には不変の約束があることを改めて実感
した。
2024年、そして未来へ向けて、
彼女の音楽は新たなる冒険を続け、
ファンとの絆は深まっていくことだろう。

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