見出し画像

不木・乱歩からはじまるミステリー

「不木・乱歩からはじまるミステリー」

推理・探偵小説家小酒井不木(ふぼく)と江戸川乱歩は実は名古屋人だった
〜出身地、蟹江町製作の不木小説ショートムービーが開く
古くて新しい小説の世界〜

画像1

大正期、1920年台に大活躍・人気小説家だったが早世の小説家、小酒井不木と不木の助言で才能を開花させた小説家、江戸川乱歩。この2人の「名古屋人」小説家を研究者、小松史生子さんが紹介。

画像4

その後、蟹江町製作の不木小説のショートムービーを見て、出演した菅沼翔也(俳優)に撮影話を紹介してもらいつつ、不木の小説の世界へと誘ってくれる会。

画像2


①今では当時と比べて知名度が雲泥の差となってしまった不木の普及を、映画製作とHPでの小説公開などで進める出身地、蟹江町の新しい取り組みにまずは驚く、素晴らしい❗️
②YouTubeで公開、人気の蟹江町製作映画「安死術」「死体蝋燭」の魅惑的なストーリー、演出。
③映画が面白いので小説を読んでみたら短編簡潔で読みやすい上、これも魅惑的。青空文庫、Amazon、町HPですぐアクセスできた。すぐ読めた。
④不木の家は御器所だった〜。ご近所さんだ。栄スカイル前の乱歩の新しい碑、設置過程も初めて知った。
⑤名古屋関連の大正20年代の小説家といえば国語教科書「セメント樽の中の手紙」葉山嘉樹くらいしか知らなかったので、名古屋文学の世界が広がった。

画像4


以上、名古屋能楽堂の会議室は関係者の方々やそうでない方入り乱れ、みな聞く気、満々でした。とにかく古くて(僕には)新しい小説家を知ったのは稀有な機会でした。


レポート:久保田将之 カメラ:戸田 史恵


■レポートしたプログラム


■まちなか寺子屋

■やっとかめ文化祭



この記事が参加している募集

イベントレポ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?