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【妊夫日記0929】第四子の妊夫となって、

2019/09/29

2年半ぶりの妊娠生活が始まった。父親としての妊娠があるよ、と周囲に明らかな言葉にしてから久しく、試薬で判定が出た時から、カミさんとは「おお、やったぜ、がんばろうぜ妊娠出産。」くらいの、なんとも落ち着いたエールの交換といった雰囲気のスタートだった。そして今日、胎児の心拍を確認した。前回に比べて、兄姉たちの認識と興奮、愛情は溢れんばかりで、なんだか単純に良かったなぁと思い、どことなく、家族としてはやっと本来の始まりが訪れたような気がしたのだった。

この「妊夫日記」は、これから出産までの約8ヶ月、スナップショット的に記していこうと思っている記録である。小学校1年生真面目で時折有頂天な長男けっけ(しょーちゃん)、年中アイドル次男ぺいぺい、小悪魔暴君2歳の長女らこと、カミさんと僕、そして助産院の先生に「まめちゃん、ちゃんと居るわね」と言われた4人目の我が子の6人は、果たしてどうして新しい家族となっていくのか。

育児時短勤務を申請している男性社員というのが、約10000人になろうというウチの会社でも初だったらしく、その中で第4子となるとなかなかに稀有な人である。共感や、相談もまた、なかなか出来ない!と思うことは正直しばしばあって、でもだからこそ、この気持ちの落ち着いていられる今回の妊娠生活を、出来るだけ細やかに残していけたらいいな、と思っている次第です。

ところで、長女を取り上げてもらった助産師さんに、今回もお世話になるのだが、昨年一年間で肺炎で三回入院したことや、アトピーのようだと話をしたら、「出るものは出しちゃった方が良いのよ、子どものうちに」と言われた事が印象的だった。体も心も、素直な道筋を育ててやった方がいいなとは、実感としてもある。

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