気になるところ

右手首を反らす運動(背屈)で痛み
考えてみるとパンを捏ねる作業を行い痛みが出たと気づく。

焼きたてのパンを食べて貰いたいのでランチやディナーに添えたいとのこと。

仮説と検証

1)各動きでの疼痛評価
上腕外旋＋肘伸展＋手首背屈(−)
上腕内旋＋肘伸展＋手首背屈(＋)

上腕外旋＋肘90°屈曲＋手首背屈(−)
上腕内旋＋肘90°屈曲＋手首背屈(＋)

上記から肩関節内旋痛に関連性あり、やはりパンを捏ねた事影響している様な動作痛。

2)1から、屈曲群の評価
皮膚表面まで緊張し弛みや滑走性低下が見られる(健側比)

3)上腕内旋外旋の特性から、上腕筋間中隔の滑走低下→腕のこりを確認すると(＋)

4)パンを捏ねる作業台で姿勢から胸椎前屈固定→上半身重心固着→th7-9(第7-9胸椎)伸展制限がある。

コンディショニング

1)上前腕の浅筋膜ハンズオン(手技)

2)肩甲骨と胸郭位置アライメント修正

3)上半身重心の伸展ROM(可動域)促通

4)NRS6→1になる、また作業後に発痛の問題も否めないので、セルフエクササイズもお伝えしました

備考

仕事柄…よく言う言葉ですがちゃんとケアすれば問題ないと考えます、便利な言葉で済まし元気なになる努力を怠れば、確かに仕事での問題は起きやすいと考えます。

その施しをご自身で行い出来ないところは何処かへ頼る事も時には必要です。