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資格を取得して初めてする仕事は、なかなかしんどい

前回は、インテリアコーディネーター資格を持ってるだけの、スキル不足の私が工務店に採用されてしまうというお話でした。
今回はその続きを・・・。


私を採用してくれた工務店さんは、天然素材を使ったナチュラルなお家づくりが得意で、キッチンや洗面台は造作・壁は漆喰・床は無垢材・・・。お客様の思いをそのままセンス良く実現できるという、すごい工務店さんでした。

プロとして初めての仕事

私のその会社での初めての仕事は、オープンハウスの現地スタッフ。
出来たばかりの新築の家を公開して、家づくりを考えているお客さまを案内する仕事です。

事前に社長から、そのお家の情報や施主こだわりのポイントなどの説明をしっかり受けて、いざ!お客様を案内したら・・・。

お客様、私の話を聞いてない・・・😿

心の中で何回も復唱した建築工法・床の樹種・漆喰とビニール壁紙の違い・・・。
頑張って説明しますが、お客様の心に響いて無いようです。

私の説明が一通り終わったとき、お客様が
「打ち合わせって、どんな順番でどんなふうにすすめるんですか?」
「キッチンの蛇口って、海外製のモノ使えますか?」
「タイル張りのレトロな洗面台って作れますか?」

・・・え?何にも答えられない😿

今思えば、単純に経験が不足しているだけ。なんですが、当時は焦って混乱してしまい、
「た、担当者呼んできます!!」
と、走り去ってしまったのでした。担当者は私なんですけどね(笑)

辞めたくなることあると思う

誰でもそうだと思いますが、仕事って初めはドキドキ・ハラハラで、失敗を繰り返して一人前になっていきますよね。

私の経験ですが、辛くて苦しいけど「時の流れに身を任せ」て(古い😅)業務をしていると、ある日ひょっこり成長した自分が現れます。

悔しかったり、辞めたくなったり、専門職に就いたのに何もできない自分に腹が立つ時があるかもしれませんが、仕事を続ける限り必ず成長し続けます。

みんな初めは「ひよっこコーディネーター」です。
ゆっくり、でも確実に「インテリアコーディネーター」になっていきましょう!






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