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Interest based Management

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エッセンシャルマネジメントスクール(ゼロ期:2019.1.31-3.20)での学びは、私に、自分の「関心」の先にあるものごとの「本質(大事なポイント)」を日々「問い学び」続け、そ… もっと読む
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私は既に、物語を紡いで生きていた。(2020年5月9日(土))

私は既に、物語を紡いで生きていた。(2020年5月9日(土))

思えば仕事というのも「物語」を紡ぐことだし、休日の今日、こうして温泉に浸かった後でコーヒーを飲んで窓の外の景色を眺めているのも「物語」を紡ぐことであったのだなぁと、

試しに世界を見る枠組みを変えてみたら、なんだか自分のあり方が変わったような気がした、そんな朝です。

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世界の人の生活様式や物事への解釈の違い、他人との距離の取り方などが、人によってこんなにも違うのか!と驚くきっ

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いろんなパーツを。(2020年5月8日(金))

いろんなパーツを。(2020年5月8日(金))

昨日は連休明けの仕事にとある当番が割り当てられていて、連休前からの当番の人たちの結構な量の積み残しと、連休中にたまったこれまたそこそこの量の案件とを、社畜ならぬ「社獣」的に一気にどっと片付けて残ゼロにするという、久しぶりに「その瞬間だけ生産性フル発揮」の仕事をし、

「あー、久しぶりに持続不可能なやり方をしたなぁ」と、いつもより少ない睡眠時間から明けた朝、「もうそういうあり方じゃないんだよなぁ

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こまめに散らす。(2020年5月7日(木))

こまめに散らす。(2020年5月7日(木))

特定警戒都道府県以外に住む私は今朝から、「場所」の指定ではなく、「あり方」をその都度自ら定めて行動する「新しい生活様式」によって過ごすことになり、

警戒をしながら早朝の温泉に行き、警戒をしながら密になっていない喫茶店に入り、時を過ごしています。

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「警戒」のあまり考えがまとまらないので、「警戒」をしながら過度の緊張を解くにはどうしたらいいだろうと、今喫茶店でいろいろ試してみることにしま

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「生きる」という仕組み。(2020年5月5日(火・祝))

岸田奈美さんの企画を私が目にしたタイミングというのは、池田清彦さんの『生物にとって時間とは何か』に夢中になり、かつ「5月4日、その3日後から特定警戒都道府県以外の住人がやるべき「新しい生活様式」を発表する」という、言葉だけを見るとびっくりするような話が出ていたタイミングでもあったので、

この2つのことを併せて考えを巡らせ、なんらかの形にまとめる機会にしようと思い立っています。

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「自愛」ということ。(2020年5月4日(月・祝))

「自愛」ということ。(2020年5月4日(月・祝))

家の食料を補充するため、朝のお散歩を兼ねてコンビニに行くことを決めていた今朝。朝起きて丁寧に身体を洗い、昨日家に届いた新しい下着をつけたところで気持ちがしゃんとして…そこで気がついたというか、思い出したのです。「ごきげんって、こうやってつくっていくんだ」と。

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昨晩は、遠方にいらっしゃる、とある大好きな方とやりとりをし、「ご自愛くださいね」と伝え合ったのですが、ふと「お互いにまず自分を大

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物語るとは、生きること。(2020年5月3日(日))

理論というものは、世界を解釈していく上での便宜的な物語だといった趣旨のことを、池田清彦さんの本から自分なりに学んで(解釈して)いて、もう本当におもしろくてしょうがなくて、このおもしろさをどうやったら伝えられるだろうということを考え続けています。

『生物にとって時間とは何か』の文庫版のあとがきには、「一人部屋に籠もって生命を哲学する面白さは、人生最高の知的興奮なのだ」という池田さんの言葉があっ

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代謝と循環。(2020年5月2日(土))

引きこもるのがうれしいのは、たぶん私だけじゃないと思うのです。

今の私は人と話をしたくなくなっているし、人に反応することに疲れているし、SNSも見なきゃよかったと思うことが多い。

とにかく自分の「内(テリトリーと言っていい)」の半径をぐっと小さくすることで、過反応を抑えたい。

池田清彦さんの本を通じて学んだ、カール・ポパーによる世界の分類フレーム
「世界1」:物それ自体の世界、単

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おしゃべりをしない日も。(2020年5月1日(金))

おしゃべりをしない日も。(2020年5月1日(金))

ネットの見過ぎによる通信制限が解けた5月1日。早速ネットショッピングをしてから身支度をして出かけたのですが(今日は出勤日で、寒空の下だけれど、早く出て人のいない公園にきたのです)、

いつもは朝に何かしらの考えごとなり読書なりをしてから出かけるところをそうしなかったためか、公園から海を見ているためか、単に寒いためか、なんの文章も思い浮かばないままベンチでスマホを握っています。

無理矢理何

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日常生活のリデザイン。(2020年4月30日(木))

突如襲ってくる災害に対応するには、(1)先人の体験や知見をありがたくお借りして、同じことが自分に起きたならここに逃げよう(ないしこの人に助けを求めよう)と想像し、普段から目星をつけておく、(2)いざとなったら他人も自分で自分の身を守ってくれていると信じ、とにかく自分を逃すことに専念する、という2つのことがまず大事だと、東日本大震災から学んだのですが、

本当はさらに学ばねばならないことがあって

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ごきげん。(2020年4月29日(水・祝))

昨晩から今朝にかけては、なぜか断片的にしか眠れず、部屋の灯りはつけないようにしながら、スマホで池田清彦さんの『生物にとって時間とは何か』を読んだり、思ったことをこれまたスマホのメモ帳に書いたり…といったことを、眠れない時間に挟みこみながら、日の出まで、寝ていたような起きていたような時間を過ごしたのでした。

起きてからも眠たいなぁと思って軽く目を閉じてみたり、お気に入りの温かい薔薇人参烏龍茶を

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いろんな技をしなやかに。(2020年4月28日(火))

「したたか」という言葉に対して、私はこれまで全くいいイメージを持っていなかったのですが、

池田清彦さんの本を読み、改めて「生物」について学び直す日々から一夜明けた今朝、「生き延びたいのであれば、したたか成分を忌み嫌うことなく、きちんと自分の中に発現させていかなければ!」と強く思ったのです。

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他の人はもっと圧倒的に、「自分に余裕があるときだけ」他人と関わるという「したたか」

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いまだ表現はできないけれど。(2020年4月27日(月))

今朝は『荒木飛呂彦の漫画術』を読み始めながら、同時に、池田清彦さんの『初歩から学ぶ生物学』で学んだ「オートポイエーシス」(※1)の概念だとか、同じく池田さんの著書『生物にとって時間とは何か』の中で池田さんが便宜上お使いになられていた「世界1、2、3」の分類フレーム(※2)のことを思い出し、

私は、自分がその都度へぇと思ったことを、物語に成形し、できるだけ美しくごきげんに表現して生きていきたい

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「いい加減・適当」システムをうまいこと使って。(2020年4月26日(日))

昨日、池田清彦さんの『初歩から学ぶ生物学』をひととおり読み、今朝またその第1章「生命についての素朴な疑問」を、今度はメモを取りながら読み返し、

生きるとは「オートポイエーシス」なシステムを稼働させることという話のおもしろさに、改めて引き込まれています(このシステムの理解を深めるために、早く続きが読みたい)。

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「オートポイエーシス」なシステムというのは、まず、「常に暫定的」

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ただただごきげんでいたいし、そのことだけを書き連ねていきたい。(2020年4月25日(土))

これまで積読していた、池田清彦さんの『初歩から学ぶ生物学』を読み始め、この本の(私にとっての)すさまじいほどのおもしろさをどう表現したものかと考えて…

この(私にとっての)おもしろさというのは、私のこれまでの体験のパッチワークなりパズルのようなものに、「あ!」と思う生地がスパンと現れてきたような、ものすごく主観的なよろこびであって、

これらの生地なりパズルのピースそれぞれの美しさを語り

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