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【I♥LOVE福岡】通りもんは最高のお土産【クリエイターフェス便乗企画】

🌟この記事は、noteさんのクリエイターフェスにかこつけて、大好きな福岡の魅力について語りに語っていく連載シリーズでございます。
 →企画説明記事


 通りもんを食べたことがあるだろうか。

 もちろん、あるだろう。私は福岡のお土産の中で通りもんが一番好きといっても過言ではない。必ず買って帰り、人にもおすすめしている。ほかの人も同じことをしているに違いない。

 通りもんは、博多西洋和菓子店、明月堂さんの代表商品だ。まあるいお月様のようなお饅頭で、黄身がかった餡子を、しっとりした皮が守るように包み込んでいる。

通りもん

 西洋和菓子ということで、普通のお饅頭ではなく、バターや生クリームを使っている(だからビーガン時代は食べられなくなった)ので、ミルクの甘みやバターのしっとり感を豊かに感じることができる。

 食感もよい。これもバターやミルクのおかげだと思うが、しっとりしていて口当たりが優しい。しかも安いお菓子にありがちな強烈な甘さはなく、日本人好みの優しい甘さだ。濃いめのお茶があればいくらでも食べられてしまう。コーヒーにも合う。1個115キロカロリーしかないので1度に2つくらい食べても健康に問題はない。

 モンドセレクション(世界食品オリンピック)で23年間も金賞を連続受賞しているのもうなずける、美味しいお菓子なのである。しかも今(2023年9月現在)は、原料の関係で通販を停止しているため、現地に行かなければ買えない。福岡に行くしか!

通りもんラッピングバス(天神あたりで撮影)

 ところで、「通りもん」とはどういう意味か、考えたことがあるだろうか。実は、「博多どんたく」という福岡の伝統的なお祭りに由来する。

 「博多どんたく」は、毎年5月3日と4日に開催される。このお祭りの名前は、明治時代の流行語であったオランダ語の「ゾンターク[Zondag]」(休日)がなまったものだ。

 この祭りで見られる風景、つまりどんたくの衣装を身にまとい、三味線を奏で、笛や太鼓を鳴らしながら練り歩く様子は、「通りもん(とおりもん)」という博多弁で表現される。

 ミルクの香りが漂う洗練された衣装を身に纏い、あんこがしっとりと練り上げられた明月堂のおまんじゅうは、「博多通りもん」の名前に相応しい博多の名物というわけだ。

 明月堂創業者、秋丸祐一郎氏の「お菓子はみんなに夢を育む」という信念に沿うように、現在では多くの人々に愛され、福岡・博多のお土産としても非常に人気がある。

通りもん
博多のお祭りに 名前をつけられた まるいお饅頭
西洋と和の 出会いが生んだ バターと生クリームの香り
しっとりとした皮に 包まれたあんこは 優しい甘さの宝石
濃いめのお茶や コーヒーと一緒に 幸せなひとときを過ごす
モンドセレクションの 金賞に輝く 美味しいお菓子だから
通りもんは私の 一番好きな 福岡のお土産

通りもんの詩

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