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サステナブルな行動って難しい【#もったいないから】

 サステナブルアクションは、生活に余裕のある方じゃないと難しいのではないかと思う。

 ここで言う「余裕」というのはお金も含むが、主には労働力を指す。

 私は気分の波が大きく、たびたび体調を崩して指一本動かせない状態になるので、生活のすべては、いかに低エネルギーでもこなせるかが勝負だ。そんな中、環境のために手間暇をかけて生活の難易度を上げることは困難だと感じる。

 ChatGPTに、身近にできるサステナブルアクションは何か? と聞いてみたところ、以下の回答があった。

  1. プラスチックの使用を減らす

  2. エネルギーの節約

  3. リサイクルと廃棄物の管理

  4. 食品の選択

  5. 交通手段の見直し

プラスチックの使用を減らす

 使い捨てに出来るプラスチック用品を使わないようにして、再利用可能な素材を使えという。

 無理である。前にも書いた通り、私はゴミ捨てすらしんどい人間である。

 一時は何を飲むにも使い捨てのコップや紙皿を使っていた。
(※コップと紙皿の補充、保管の方が手間だったのでやめた)

 今は食器洗い乾燥機を導入するか迷っているが、それを導入すると、今度は食器洗い乾燥機の掃除がタスクとして増えるのではないかという懸念に二の足を踏んでいる。

エネルギーの節約

 我、エンジニアぞ……。
 電気がないと生きていけない……。
 電気代だけはケチらないと昔から決めてる……。

 古くから仕事されているインフラ系のエンジニアなら分かってくれると思うが、昔のおじいちゃんサーバーは一度電源を落とすと二度と復活してこなかった。電源を落とした日がそのサーバーの命日だ。そのトラウマのせいか、私は謎にPCの電源を切るのが怖い。24時間365日稼働している。

 キッチンと書斎は、自然光が入るので、暗くなったら自動的に電気がついて、明るくなったら消えるようセンサーで自動制御している。その点についてはエコと言えなくもないかもしれない。

 でも別にエコのためにそうしているわけではない。
 電気をつけたり消したりするのが面倒だということに尽きる。

リサイクルと廃棄物の管理

 可能な限り、リサイクル品は分別している……はず。読み終わった本は売っているし。

食品の選択

 基本的にヴィーガンなので、サステナビリティ視点でいくと、温室効果ガス排出量に悪影響があるとされる牛などの家畜は食べないようにしている。また、乳製品も摂食を控えて、豆乳代替品があればそちらを選ぶようにしている。
 ただやっぱり豆乳だと牛乳ほどのクリーミーさは出ないし、豆特有のにおいがして苦手だ(豆はきらい)。どうにかならないものか。

交通手段の見直し

 車を止めて公共交通機関や徒歩、自転車にすべし、というお達しのようだ。しかし、地方だと車の使用頻度を下げるのは難しいんじゃないかなあ……。

 私は免許も持ってないので、移動に際しては徒歩か電車、バスなどを利用する。面倒な時はタクシーも使う。昔は、駅から会社が遠すぎて(※徒歩20分)タクシーで優雅に出社してたことがあった。
 あ、それがダメ?

 でも、「もう一歩も歩けない」みたいな気分の時があるではないか。それでもダメ……?

 詰んだ……。

その他

 と、ここまでいかにサステナブルアクションが難しいかについて書いてきたが、1つ続けているサステナブルな習慣に思い至った。

 充電式乾電池だ。

 この乾電池を導入した理由は、「やっぱり時代はサステナブル!」と目覚めた!

 からではない。

 昔、VRヘッドギア(Quest)でBeat Saberというゲームに激ハマりしていた頃、あまりにもエキサイトし過ぎて、コントローラーの電池が秒で切れていたのである。しかし電池というのは捨て方が難しい。というかよく分からない。回収しているところに持っていくか、絶縁して捨てなければならないとか、もうよく分からない。調べるのも面倒だ。総じて、面倒である。私は極力電池を捨てたくない

 そこで購入した。普通の乾電池よりも値は張るが、乾電池をわんこ蕎麦のごとく消費していくよりコスパも良いと思う。なんせ1800回も充電できるのだ。

 とここまで書いてきたように、そもそも生きていくのが大変過ぎてサステナビリティに注意を払うことが難しいと感じる。心と体力に余裕のある人はぜひ取り組んで欲しい。

 すべてを完璧にこなすのは難しいが、少しでも、何か買ったり、やったりする時の判断基準にサステナブルかどうかを加えていくことが大事なのかなと思う。


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