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嶺亜さん「DADDY」【舞台レポ】


ジャニーズJr./ 7MEN侍 中村嶺亜さん主演のミュージカル
「DADDY」

を観てきました。

いつもながら「 #超個人の感想 」なレポになってしまいますが、ひとりのオタクのレポだと思って読んでもらえればと思い、
率直な感想を書いていこうと思います!💪



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場所は池袋のサンシャインシティの中にあるサンシャイン劇場で、割と広めのホールでした。サンシャインシティの中と言っても、駅から見て一番奥の建物だし、エスカレーターでよいしょよいしょと登らなきゃいけなかったので微妙に遠いな〜と思いながらも、
前回遅刻しそうになった反省もあり(矢花さんのとき)開演20分前には着きました👌
ちゃんと看板とかポスターの写真撮れたから良かった〜〜〜


素敵なメインビジュアル


開演前や休憩時間には 劇中に使われる曲が流れていて、ボーっとしながら聞いてるだけで、本編の予習になる感じでした。ミュージカルなので 沢山歌が聞ける舞台なんですけど、曲が流れ出すと「あ、これ始まる前に流れてたやつだ」となって、先に洗脳されます✋ 会場には早めに行きましょう。



おっと、
ピントはどちらかにしか合わないらしい






肝心な舞台の内容をざっっくり説明すると、

主人公コースケ(れーあさん)は、幼児向け番組の歌のお兄さんで出演してるんだけども、保育士だったお父さんを早くに亡くしたせいで子供っぽい歌が嫌いになってしまった。仕事中に彼女と電話したりするコースケに監督が怒っているとき、事故でコースケの頭と舞台セットがぶつかり、彼は夢の中へ…. その夢の中で未来のコースケの子供と名乗る少年(ジャニーズJr.の小山十輝くん)と出会う。少年と、なぜか夢の中にいた幼児番組のキャラクターたちと、不思議な世界をさまよう。そこで、恐竜や宇宙人や海賊など、様々なDADDYたち(お父さんたち)に出会い、コースケの考えが徐々に変わっていく….

みたいな感じです。(わかりにくいと思うので、興味ある方は他の人のブログを読んでくださればと思う…汗)
ベースはファンタジーで、家族の物語って感じかなぁ でも友達の大切さ、みたいなのもメッセージに含まれてるし、様々な愛に関するメッセージが込められてる舞台って感じなのかな。
時間的にも、1幕+2幕合わせて2時間ぐらいだし、結構中身ずっしりな舞台でした。



感想としては、まず上手い歌がめっちゃ聞ける!っていうのと、舞台セット・衣装が豪華~~~!って印象がありました。

歌は主に、れーあさんとか役がある人が歌うんですけど、様々なダディを演じた だいすけお兄さん(かの有名な横山だいすけさん)はもちろんのこと、ボーカルの きのしたももかさん、こぶたのブルトン役の大和田美帆さんなど、歌が本気で上手い、というか歌をご職業にしてらっしゃる役者さんのガチ歌が聞けたのが良かったです。ガチ歌っていうか、「俳優」じゃなくて「ミュージカル俳優」って感じの役者さんが出ていらっしゃって、上手いなぁって思える歌がたくさん聞けて、私は満足でした👍
やっぱりうんまい歌を生で聞くと、ほんとに感動するよねぇ。爽快になります。ももかさんとだいすけお兄さんは音程が完璧、、、 本当にEテレの収録現場を見ている感じで、それがこの舞台のコンセプトに合っていて、良かったなぁと思う感じです。ちょっとマイクの音が大きいかなーって思ったりはしたけどね、、全体的に音響ばかでかいです。座席にもよるけど、耳がキーンって痛くなるときもあったので、最初はそこが気になったかなぁ…
あと、きのしたももかさんをGoogleで調べたら元NMBの木下百花さんが出てきてしまって、え、この人なの…?タトゥー入ってるけど… みたいな勘違いを最初した(笑) 今回出演していらっしゃったももかさんのインスタグラムを見ると、「童謡歌手・ファミリーソングシンガー」と書かれていたので、NMBの人とは別の人だよね!?!?となり、安心しました(笑) 調べたすぐあとは、めっちゃ歌のお姉さんだったのにイメージ違うかも、、、となっていたので、勝手な誤解が解けて良かったです()。


その他にもキャストさんの人数が多くて、華やかだったなぁ。アンサンブルの演者さんが何役もやる感じで 衣装が多いんですけど、どれもカラフルで可愛くて、凝ってるな~と思ったし、
メイクとか小道具とか、背景の大道具も派手で豪華なのが多いなぁという印象でした。普通に高額かかってそう、、、
海賊の衣装もディズニーか?って感じだったし、宇宙人ダディが出てきたときはもはや電飾を頭につけてて派手すぎて笑いました。れーあさんはデニムのつなぎだったんですけど、ずっと出ずっぱりなので暑くないのかな…と心配になったりしました。多分めっちゃ着替えてるだいすけお兄さんのほうが暑い(笑)
大道具は、上から吊り下がるお化けも本当にテレビ番組のセットみたいだったし、プロジェクションマッピングも綺麗だったし、恐竜のどでかい足が出てきたところは、映像にせずに大道具を作ったのは凄いなぁと思いました。最後のパズルもとっても良かった、あのシーンをただ踊って歌って終わりにすることもできたと思うけど、歌いながらみんなでパズルをはめてラストにもってくっていうのがまさにミュージカル映画って感じがしました。演出がすごい。
ダンサーチームさんたちのターンと足上げが綺麗で、振付も好きでした。足上がるのいいよなぁ、やっぱり体柔らかくなりてぇ、柔軟するか、、、


あとは、歌はすべて童謡で、それがコンセプトの舞台だったんですけど、私自身、童謡大好き人間だったので楽しかった(笑) ただ、知らない歌が多かったけど、でも、
「世界中の子供たちーがー、いちどにー笑ったら~」とか
「にーじがーにじが、そーらにかかって~」とか そのへんは知ってたし、『にじ』に関してはスマホに入れてるぐらい好きな曲なので(ドラマにじいろカルテがきっかけ)、ラインナップに入ってて嬉しかったです。最後のカーテンコールのときに、謎のおじさん役の方が中川ひろたかさんという方で、今回の劇中歌を作った方だと紹介されていてびっくりしました。えぇー!!みたいな。れーあさんにめっちゃカンチョーしてたおじさんが今日の曲作った人だったの!?みたいな。全然事前に調べてなかったので驚きました。個人的に作曲できる人ってすごいなーって普段から音楽を聞くときに思っていたので、そういう点でも驚いたし、サプラーイズでした。中川さんが作った曲メイン?だったから知らない曲もあったのかな??
最後のカーテンコールで、中川さんが「小さい頃、メリーポピンズやサウンドオブミュージックが大好きで、そういった曲を作りたいと思った」とお話されていて、私もそれらの映画が幼い頃から大好きだった(今も大好き)ので、多いに共感しました。私は親の影響で外国のミュージカル映画に触れる機会がありましたが、私の周りの友達にはあまりそういった映画を見ない子が多かったので、話ができず寂しさを感じたことも、思い出しました。中川さんのように幼いときの経験が、この舞台を作り上げるまでになったのだなぁと感じたので、私も、自分の経験をただの経験で済ませてしまうのではなく、そこから自分で何かを作り出したり、社会に貢献したりできるような形で還元していけたら、もっといいのかなぁと考えたりしました。

その他には、ラストのにじもそうだし、途中途中に客席が明るくなって、みんなで歌いましょう!みたいなコーナーがあるんですけど、客席降りもあって、「うわっ ちけぇ、」って時もありました(笑) 私の席の前が通路だったので前に何もなくて、だから役者さんたちが目の前に来て、うわっここはピューロランドか???みたいな感覚になれます。ちなみにれーあさんは降りませんw
みんなで歌ってこのピンチを乗り越えよーう!ってシーンでは、役者さんが「照明明るくなって、みなさん1人残らず見えてますからね(ニコニコ)」って言われてて脅しかと思いました(圧、ガタブル)。それは冗談として、そうやってみんなでコロナもだんだん落ち着いてきたし、ちょっくら歌ってみようよ、みたいな構成になってるのが、あぁなんかコロナの影響が薄まってきてるのかもしれない、と思わされて良かったです。
演出家の方が書き始めたときは、客席降りも 皆で歌おうも まだダメだったろうと思うので、素敵な工夫だなぁと思いました。
前説でハッピーバースデー歌えたのも良かった。粋な計らい。ぼっち参戦オタクなので、ちっさい声で歌いました(笑)


内容に関しては、小さいお子さんも観劇に来たりしていたのでストーリーは理解できる内容で、キャラクターが1人1人際立つなぁという感じでした。それぞれの個性的なキャラがあって、みんな強め(笑) 特にショコラちゃんwww
ショコラちゃんっていう赤いワンピースを着た女の子が出てくるんですけど、お笑い要素を背負った役で、まじで面白かったけど謎でした(笑) ほんとに隕石が落ちてくるシーンとかすごく謎。セリフも聞き取れなくて、聞き取れなくて良い役なのかもしれないけど、何言ってるかわからなくて意味が不明でした(笑) みんなの願いをかなえる女の子wwwww
他にもツッコミ要素多めで、笑ってるお客さんもたくさんいました。

気になったことと言えば 恐竜のシーンで、
恐竜の子供が生まれるんだけど、親が両方ダディ(男)で僕たちは「夫夫」と書いて「ふうふ」なんだ!という場面がありましたが、う~ん、ここでもLGBT からめてくるか、、、、と私は思ってしまいました。
近年、社会でLGBTが話題で、多様性を認めようという動きや活動が日本でも盛んですが、なんだろう。LGBTはいいんだけど、なんでもかんでも絡めてくるような風潮が最近あって。本心とは別で、LGBTを認めること自体が偉い、というか。認めよう!LGBT万歳!みたいな空気を 形だけ出してくる団体とか媒体も多いな、と私は感じていて。本当に脚本家さんとか出演者の方がそう思っていて、この舞台でもそういう内容を取り扱うのならいいんですけど、単に多様性を認めるってことが良いことだとされているから この話にも盛り込もうっていう流れで入ったんだとしたら、最近の世の中の空気感も含めて、私はこのシーンでモヤッとしてしまいました。
別にいいんだけどね、でもみんながみんな宣伝みたいにやりだすと逆に嫌な気持ちになるというか、なんかなぁって思ってしまうのです。

と、最初は思っていたのですが、他の方のDADDY観劇レポを読んでいて、この演劇は、大人だけでなく子供たちにも向けてつくられた舞台で、こういったLGBTの話のような、普段はあまり聞けないけれど、子供たちに知っておいてほしい内容も盛り込んでいたのだと、気が付きました。
小さい子でもわかるように、伝わるように、と考えてつくられたシーンだったのかな、という印象に、今は変わりました。




あとは、私は今回れーあさん経由でこの舞台を観に行ったわけだけど、純粋に楽しかったな、と思いました。いつもなられーあさんが出てる場面は れーあさん多めで見てるけど、今回は他の役者さんもけっこうジッと見ました。人数多いので横一列で歌うシーンとかは、まっすぐ見た 目の前に誰かしらいるんですね、その人をジッと見てみたりしました。

まぁそんなことは言ってもやっぱり、れーあさんを見てしまう(笑) 運の良いことに今までれーあさんの出演する舞台はいくつか見てこれましたが、今回は結構ふりきってるというか、落ち着いた役というよりはハチャメチャな役だったので頑張ってるなぁという印象でした。
最初のほうのシーンで、「こんな歌、バッカみたい!!」というセリフが半分 っぽくて笑いましたww バーカ、という単語が似合うれーあさんです。普段はグループで最年長かましてるだけあります。歌も、いつもの高めの声ではなく、低いキーで歌っていて、それが新鮮でした。色々調節したのかな? すごく聞き慣れない感じがして、じっくり耳を傾けました。2幕のほうが好きだった!♡
一方で、やっぱりアイドルの歌い方とミュージカルの歌い方は違うよなぁというのも、れーあさんの歌を聞いて感じました。普段のライブだと目立たないけれど、他のミュージカル俳優の方と一緒に舞台に出ると、あ~やっぱり違うんだなぁという印象になってしまって、う~ん惜しい、と思ってしまう自分もいました(ごめんねれーあさん)、 私は過去にせぶんめんのライブに何回か行ったりして、そのときのれーあさんを思い出したりしながら聞いちゃったのもあるのかな。
れーあさんはアイドルも役者も両方やっていて、ドラマに出たり、舞台も1年に何個も出たりしていて本当にすごいキラキラなスターだなって思ってるけど、どこを目指してるんだろうと思ったりもしました。スターっちゃ、スターだけど、知ってる人は知ってるけど、みたいな。れーあさんを見てる人たちが、幸せな気持ちになって、目の前の人を笑顔にする感動させるっていうのが大事だけど、れーあさんの目指すものはそれなのか違うのか、どうなんだろうなぁ、っていうのを、れーあさんの姿を見ながら考えたりしました。ジャニーズJr.のみんなを見てるとふいにこういうことを考えたりしてしまうので、お前何様だよ、という感じではありますが、応援する側としてはそういうことを思ったりもしました。

小山十輝くんは、はじめましてだし、名前も今回で知ったんですけど、ミュージカル向けの歌声でびっくりしました。動きも、振り切ってる感じがよかったです。頭の良い子役って感じでした。ただ、たくさん歌うシーンがあって、2時間を毎日、毎公演たくさん歌う舞台だから苦しそうな場面もあって、喉の維持がすごく大変そうだなと思いました。ハチミツとか飲んでるかな~ 偉いよね、中1らしいです。そんな若いのに、どゆこと。。。どうしてこんな広い舞台に立っているの、、、とお姉さんは思います()。





そんな感じかなー
だいたい感想書ききりました。

あと何回舞台観劇に行けるかわからないので、今回も無事に行けて良かったです。

大阪、金沢公演もあるらしいので、完走できることを祈っております!


れーあさん、応援してるよーーー!!!!




思い出をありがとう。




おしまい!


2023.4.6 18:13

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