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中途採用での「若手人材」退職理由

みなさん、こんにちは。
エールスペックマーケティングチームの知念です。
以前、新卒における退職理由をまとめた記事を書きましたが、今回は、中途を含めたデータが「厚生労働省の令和2年雇用動向調査結果の概況」にて公開されていましたので、ご紹介します。
果たして、新卒・中途での違いや特徴があるのでしょうか?

「振り返り」 新卒入社者の主な退職理由

新卒に関する情報は、以前書いたNOTEを振り返ってみると、

初めて勤務した会社をやめた理由(3つまでの複数回答)は、
「労働時間・休日・休暇の条件がよくなかった」が 30.3%
「人間関係がよくなかった」 26.9%
「賃金の条件がよくなかった」23.4%
「仕事が自分に合わない」20.1%
勤続期間階級別にみると、もっとも回答が多かったのは以下の通りでした。
1年未満の場合「人間関係がよくなかった」
1年以上~10 年未満の場合「労働時間・休日・休暇の 条件がよくなかった」出典:「平成30年若年者雇用実態調査」厚生労働省(21ページ)」

という感じで、人間関係・条件面を気にされる方が多い結果でした。

中途を含む若手人材の主な退職理由

では新卒に限定をせず、中途も含む若手人材の退職理由はどうなっているのでしょうか?
厚生労働省の令和2年雇用動向調査結果の概況の記事によると、


20歳〜24歳の場合
「給与等収入が少なかった」が13.2%
「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」が11.8%
「仕事の内容に興味を持てなかった」が8.5%
「職場の人間関係が好ましくなかった」が6.8%

25歳〜29歳の場合
「職場の人間関係が好ましくなかった」が15.2%
「給与等収入が少なかった」が12.8%
「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」が11.2%
「会社の将来が不安だった」が10.7%
出典:「令和2年雇用動向調査結果の概況」厚生労働省(16ページ)」

基本的に、新卒と似ている結果ではありますが、
25歳を超えてくると、「会社の将来性」による理由が上位に上がってきているのが特徴的でした。

そのため、新卒採用においてのポイントは、
①条件面を正しく共通認識取れるよう説明する
②新入社員のパーソナリティに合わせた人材配置を行う

中途採用する場合においても若手人材に対しては
新卒と同じポイントにプラスして
①会社の将来像を見せる
②未来予想図に対してどう進んでいるのかが明確になっている
これらのことが大切になりそうです。

今回の記事が、若手人材の動向を知る情報の機会となれば幸いです。
次回は、採用ミスマッチやその対策についても記事を書いていきたいと思います。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました!

エールスペック株式会社
マーケティングチーム:知念

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