3月になりました。3月は進級、卒業、就職..等様々な新しいステップを目前にドキドキとワクワクでいっぱいの季節です。

思い返せば四年前、大学に入学した後、たくさんの同級生や教授と出会い、これからやっていけるだろうかととても不安な気持ちになり、涙が溢れたことがあります。

それから4年をかけて私は大きく変わったと思います。いつも人目を気にして、自信がなかった四年前。今では、人目を気にすることも減り、自然と自分の意思で動けている、自信を持てている、と感じることも多く、感動します。

自分が成長を感じたときには、いつも尊敬できる素敵な人が周りにいたと感じています。

寮で一人暮らしを始めたばかりの時。先輩方が堂々としていてかっこよくてこんな風になりたい！と心から思いました。それからは勇気を出して自分の意見を発信するように心がけるようになりました。それでも、毎度発言をするたびに緊張していました。

海外で一人旅をした時のこと。出会った方が皆優しくて、また、フレンドリーに接してくれる方ばかりで、あぁ、日本でもこんな風にコミュニケーションを取れたらなぁと思いました。帰国して、少しずつコミュニケーションの取り方を変えてみると、友人を作ることに対する苦手意識が減りました。

就職活動を始めた時。最初は面接が大の苦手でした。そこから色々な社会人とコミュニケーションを取る機会を作り、また、先輩にも面接や自己分析の手伝いをしてもらい、少しずつ苦手意識が減ったと同時に、着実に自信がついてきました。それまでの経験がきちんと価値のあるものだったことが分かったからだと思います。友人にも「変わったね」と言われることが増えました。人に対するコミュニケーションのハードルが大きく下がりました。

バイト先での先輩。気さくに話しかけてくれる先輩には色々な面で優しさを感じており、信頼できる存在でした。そんな先輩になら思い切って自分を出せる気がしました。それを受け入れてくれて喜んでくれたことが嬉しくて、他の人にも自分を出せるようになりました。

この4年間、たくさん悩むこともありました。成長することができたのは紛れもなく素敵な方々に出会えたからです。

これから始まる新しい環境での生活、不安も大きいですが、今の自分なら頑張れる気がします。