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「変わったね」ではなく「成長したね」と言われたい

自分でも面倒くさいと思うほど自分は些細なことを気にしてしまうし、ちょっとしたことで悲しくなったり、嬉しくなったりする。いわゆる繊細なのだと思う。

そんな私に、優しく接してくれる人は薬みたいに元気をもらえる存在だ。ちょっと寂しいなと思った時に声をかけてくれる人、一人であたふたしてるときに助けてくれる人、毎朝元気よく挨拶してくれる人、私の話を黙って聞いてくれる人…。ちょっとしたことで傷つく代わりに、ちょっとしたことで嬉しくなる。

だけど、私はもっと強くならないといけないと思う。だから自信を付けるために、頑張る。思っていることを積極的に言ってみたり、物事をしっかりとこなせるように努力する。ちょっと変われたと思えた。だけど、今度は以前より他人に優しくなくなってしまった気がした。今までどうやって優しくしていたのかわからなくなった。

だから私は書いておきたい。自分がどんなことをされて嬉しくなったのか、救われたのか。強くなりたいけど、私にとって他人に優しくありたいというのは一番大切にしたいこと。人って変化が起きると、始めは不安定になるものだと思う。自分の中でバランスがとれなくて自己嫌悪に陥ることもあると思う。それを時間をかけて安定させていく。私の場合、強さと優しさをどうやって両立させるか探していく。

いつか「変わったね」ではなく「成長したね、立派になったね」と言われる人でありたい。辛いのはそのための試練だと思いたい。

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