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ミステリー

私はミステリーが苦手だった。ミステリーはサスペンスものが多いからだ。でも、最近単純に謎解きを楽しめるミステリーに出会ってミステリーにハマってしまった。

浅倉秋成さんの「六人の嘘つきな大学生」だ。あらすじを簡単に説明する。

就活の最終選考に残った六人に出された最後の課題は六人で話し合って内定者を一人決めることだった。しかし、六人が集まった部屋には六人それぞれの汚点が書かれた紙の入った封筒があった。誰がこんな封筒を用意したのか、そして内定者は誰なのか。

読み終わった後に、すっきりして嫌な気持ちが残らないのが良かった。そして、伏線やミスリードが巧妙。パズルゲームを解いているような気持ちになった。

この本を読んでから日常生活のあらゆることをミステリー風、よく言えば論理的に考えてしまう。特に良かったのは、勉強するときにミステリーを解くように考えると上手くいっているような気がすること。学問とミステリー、通じるものがあるような気がする。

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