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大阪土産の餃子を10年以上ぶりに。

「あるときー!」でお馴染み551蓬莱の豚まんやアイスキャンデー、「連れてって〜」というCMでお馴染み「たこ昌」のたこ焼きなど大阪土産のうまいもんは多いが、点天の餃子もその1つではないか。
大阪キタの繁華街北新地で創業し、ひと口サイズのコンパクトさとピリッと辛く香ばしい味わいが特徴的。全国のデパートに出店し、一時期、4ch(TBS系列)の「知っとこ!」という土曜朝の番組内でCM放送されていたこともあったほど全国区と言える存在になっている。
そんな点天の餃子を全面に出したバルがJR新大阪駅ナカ『エキマルシェ新大阪』にある。取り寄せるのもいいが、ここの方が安くて手軽だしこんな店はなかなかないと思って、「大回り乗車」の合間の腹ごしらえすることにした。

かつて、1、2回だけ点天の餃子が我が家の食卓に出された事があった。ひと口サイズでつまめて、白ご飯が進むスパイシーな味わいにけっこう感激していて忘れられなかった。ただ、あまり感情を出していなかったのか、そんなに買ってくることは無く、僕は悶えていた。そんな餃子に久々にありつけることに。

おおさか東線を降りて、階段を登るとすぐ「エキマルシェ」がある。中を進むと「点天バル」と書かれた看板が見えてくる。餃子のようにコンパクトな店内、派手で洒落た内装、「バル」っぽい雰囲気が出ている。

メニューには所狭しと点天餃子やひねりの効いたアレンジ餃子などが並ぶ。ランチもあるけど時間外と諦めると、店員さんが「ランチ終日やってますよ」と声をかけられた。黄昏時の午後6時だが、ランチセットの方がいろいろ食べれるし、店員さん的にもやりやすいんでしょう。そんなわけで1番人気で薦められた「点天ランチ」をセレクト。

点天餃子を筆頭に手羽先餃子、白飯、中華スープ、ザーサイの漬物、サラダ、小鉢は山クラゲの和え物と堂々の布陣。
準備運動のスープとサラダを食して、いざ本番の点天餃子から。
カリッカリ、モッチモチ、ひと口でいける軽い感じ。「そうそうこの味」と心の中でうなづいた。(孤独のグルメの五郎みたい)

お次に気になるのが、右下の「手羽先餃子」。ぷっくり膨らんでいるところに餡がぎっしり詰まってると思われる。甘いタレがかかってるからまずはそのまま。パリッと甘い衣に点天餃子の餡。そして、タレをつけるとこれまた美味しい。こりゃ愛知県民もどえりゃあびっくりだ。

「左上の小鉢はなんやろ」と思いメニューを見ると、山クラゲの和え物だった。食べてみるとコリコリでピリ辛。「バル」だけにお酒に合うように作ったるんやなぁ。(当時は宣言下につき、お酒はなかったが。)

そんなこんなで平らげたが、白ご飯の量が物足りなかった。大盛り無料だそうから、今度はご飯大盛りでガッツリいきたい。それでも、10年以上ぶりの点天餃子ごちそうさまでした。

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