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自分のテンションが上がるコト【カレーイベント"Rummy Curry in 鹿嶋"開催レポート】

突然ですが、皆さんはカレーはお好きですか?

30年間生きてきましたが、「カレーが苦手だ」という方は中々聞いたことがありません。(もしお近くにいたら教えてください!)

と言いつつ、自分はめちゃくちゃ好きかと言われると…まあ、普通。ハンバーグ以上家系ラーメン未満って感じ。(よくわからない笑)
ただ、カレーの魅力はすごく感じています。下北沢で起こったカレーブームにはカルチャーをとっても感じるし、高円寺とか阿佐ヶ谷の怪しげなカレーショップで食べるカレーも好き。渋谷で仕事してた時は、「もうやんカレー」なる薬膳カレーもよく通ってたっけ。

カレーを愛する1人の女性と出会い、巻き込み巻き込まれていった結果、地域のたくさんの方々を巻き込み、地域の価値を再確認できた時間と空間についてまとめてみたいと思います。

対話するカレー屋「Rummy Curry」を開催しました!

2023年3月26日、茨城県鹿嶋市で1日限定のカレーショップをオープンしました。

きっかけは、友人の紹介で出会った、Rummyさん。彼女は鹿嶋の隣町、茨城県潮来市のご出身で、高校卒業後は大学に在籍しながらも、デンマークなどの海外へ留学、そこで得た経験やネットワークを活かし、全国で様々な活動をされている方でした。

そんな彼女を鹿行・カシマでの活動に巻き込みたいな〜とオンラインで面会させていただいたところ、「カレーを使ってコミュニティデザインをしたいんだ!」とのこと。
なんだめっちゃ面白いなこの人!!!ということで、鹿行・カシマの食材を使った「Rummy Curry in 鹿嶋」プロジェクトが始動したのでした。

2023年3月26日(日)の12:00~18:00の1日限定のカレーショップとして、地域の食材を使い、地域に関わる若者たち(地元の高校生〜30代前半)を巻き込ませていただきながら、地域の方々を1日かけておもてなしさせていただきました!
関わった若者たちは総勢11名!私は全員と既に交流させていただいておったのですが、作業をしながらいろんなお話ができ、皆さんのことをたくさん知ることができてとても良い時間を過ごせました。

当日のメニュー表

"地域の食材を活かすこと"にこだわったRummy Curry

上記のメニュー表にある通り、事前打ち合わせから「地域の食材を活かすこと」にはこだわりを持って準備をしていました。

鹿嶋・神栖の食材をメインに、潮来出身のRummy店長が仕上げるという、鹿行・カシマ感満載のカレーとなりました!

こうしてみると、改めて茨城県、そして鹿行・カシマは海産物と農産物…食材の宝庫であり、こんなにもこの地域だけで揃うのか…と感服。そしてどれもが新鮮で楽しむことができます。
なんて素敵な地域なんでしょうか!!

インドのお祝い炊き込みご飯「ビリヤニ」にお豆のカレーを
鹿行・カシマの食材を活かした副菜を添えて

当日のメニュー

  • 鹿島だこのビリヤニ+"唐澤さんちのお豆"カレー

  • 副菜

    • "優也くんの小松菜"ナムル

    • "太助レンコン"のアジョワン炒め

    • "WINDS BASE スイートカクテルペッパー"のピクルス

  • ドリンク(全て鹿島神宮のご神水仕込み"")

    • クラフトコーラ

    • パラダイスビール

以下は、食材でお世話になった皆様のInstagramアカウント!ぜひチェックしてみてください!

鹿行・カシマな食材たち!!

↓paraise beer factory(唐澤さんち)↓

↓新拓農園(優也くんち)↓

↓太助レンコン園↓

↓WINDS BASE↓

私とRummy、共通の考え方「カレーは手段である」

前日の仕込みが終わり、Rummy氏と少しだけ話す時間があり、とても印象に残った話をここで。

Rummy氏はこう語りました。

「Rummy Curryはコミュニティカレーなんです。」

と。
「カレー好きには不思議で面白い人が多いんです。」と続けて彼女は教えてくれました。カレーをつくっていれば、そんな面白い人たちと出会うことができ、新しくて面白いことが生まれるんじゃないか。新しいネットワークや気づきが生まれるんじゃないか。そんな想いでRummy Curryをやってるんだと教えてくれました。

その言葉の通り、今回のイベントでこだわったことは、イベント当日はできるだけ店長のRummy氏はフリーマンになってもらい、お越しいただいた皆さまとコミュニケーションをとってもらったこと。

彼女は、食材集めの時に知ったその食材についてをしっかりと覚え、お客さまたちにご紹介をしてくれます。食材だけでなく、その食材をつくっている方々のご紹介までも。
鹿行・カシマに住んでいても、食材について知ることや、もっと言うとその食材をつくっている方についてを知る機会はほとんどありません。
今回のイベントを通じて、私が尊敬してやまない農家さんたちや、美味しい食材たちを知っていただけることができて、本当に感無量でした。

かく言う私も、前職でカレーを使った採用イベントにチャレンジしたことがありまして…笑
カレー自体ももちろん素敵なのだけれど、「カレーを手段に価値を生むことができるんだ」この点でRummyさんと共通の考えがあるんだな〜と感心したのでした。

Rummy Curry in 鹿嶋の成功やいかに!?

今回は限定50食で企画・設計をしておりましたが、結果的に、雨の日にも関わらず60名以上の方にお越しいただくことができ、ビリヤニもちょうどピッタリ完売となりました!(これは奇跡)

準備・運営的には少しお待たせしてしまったり、しっかりとしたホスピタリティをご提供できない場面も多々ありましたが、たくさんの会話や新たな出会い、そして笑顔を見ることができ、きっと!またきっと!そう遠くない未来に次回開催があるのではないかと信じております!

そして何よりも、準備運営に関わってくれた(だいたい)U30のメンバー同士がつながり合い、ここでまた新たなアイデアやエネルギーが生まれたことが何よりも収穫なのではないかな〜と、思っておるのでした。
(事務連絡:裏で話してた、ビーチクリーンイベント!今年絶対やろうね!!)

フォトレポート:前日仕込み編

30個以上の玉ねぎの仕込み大会。みんなの包丁さばきが光ってました!
常に4名以上のメンバーが変わるがわる!
1日目・2日目の全メンバーが集まることはなかったので
集合写真が撮れなかったのが悔やまれる…泣
たっくさん野菜を切り刻みました!!
神栖のスイートカクテルペッパーがカラフルで綺麗!

フォトレポート:イベント開催当日

オープン当日も朝早くから仕込み作業!
2日目もたくさんのメンバーに支えられました!
「ビリヤニ」で使うバスマティライスを必死で炊くRummy
本当、ちゃんと炊けるかギリギリまで不安だったわ笑
出来上がってきたビリヤニと
太助レンコンさんでつくったアジョワン炒め
ん〜、、うまそう!!!
必死でタコを切り刻む私と、バスマティライスと向き合ってるRummy
Rummyの細かい指示の通りに盛り付け中!
休憩中はみんなでだべってました
文化祭みたいで楽しかったね!
スパイスを力に、今年も良い波乗ってくれ〜!!
太助レンコン園の皆さんがRummy Curryを食べにきてくれました!!最高!
余った食材を使って打ち上げの料理を作ってくれた
潮来市地域おこし協力隊の小林隊員!

おわりに

なんだか大学生のサークル時代に戻ったような2日間でした。

そして、地域の食材と、地域に関わる人材のポテンシャルを再確認した2日間。

心地良い疲れと共に、これからの、未来のカシマのために明日からも頑張るぞ!!!

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