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せかんどおぴにおん2

自分が乳がんの治療を終え、定期通院中、

家族が腎がんになった(;'∀')

みつかった経緯は、腹痛があった為、かかりつけ医に相談したところ、

念の為にと、腹部CTを実施。片方の腎臓に腫瘍がうつった。

腹痛自体はその後すぐ治り、特に腎がんと何の関係もなく(゚Д゚;)。偶然に小さな腎臓腫瘍がみつかってしまった。

これはよかったというべきか、なんというか、トホホ…。

でも、きっと、これでよかったのだ。と思いたい。

泌尿器科を受診した所、おそらく画像上、腎がんでしょう。と(腎がんの場合、たいてい生検はせず画像で診断可能)

家族は、もともとが、IgA腎症の持病をもっていて、腎機能がよくない。腎臓の余力が、そもそもない状態なのだ。

その上、手術ということになって、先生から2つのどちらにするか決めてくださいと言われたとのこと。

①片腎の全切除+今後は透析。

②片腎の部分切除+透析の準備。おそらく術後透析。という提案だった。


自分が家族に話してみたのは、

「状況は悪いかもしれないけど、最悪の状況の中で、やれることは、一応やってみて、最良をめざそう!」という事。

まず、そもそも、本人が、診断に納得をしていなかったので、

セカンドオピニオンはしてみよう。という話をして、

自分では、先生の提案以外に、何かほかに、重い基礎疾患がある人にあう、治療法をやっている所がないか調べてみることにしました。

自分の情報のリサーチのやり方は、

①出所が確かな出版社の本で、実際の手術件数などを調べ、腎がんに強そうな病院を探す。

②腎がん診療ガイドライン。泌尿器科学会のだしているものを、難しくても読む。(ネットで、誰でもみれます)

③病院公式HPで、手術実績、治療実績、病院の特色などをみる。

④ドクターが回答してくれる有料サイトに登録して、ネットで多数のドクターの意見を得る。

でした。おすすめは①~③

④については、専門医でないドクターからの、とんちかんな意見(´-ω-`)も、相当きて(爆)、参考程度がいいと思います。

ただ、泌尿器科のお医者様もお一人回答してくださった方もいましたし、

手術ではなく、低侵襲性治療という手もあります。という提案をくれた医師もいたので、

”嘘も混じってくるし、適当な意見を言ってくる、あんぽんたんも中には、いる”という前提でいれば、”参考程度になら、使える”と思います。


自分の家族の、その後の経緯ですが、主治医に、

セカンドオピニオンをしたい事を伝え、低侵襲性治療(凍結療法やラジオ波)の治療も考えたいので、それをやっている○○病院に、セカンドオピニオンしたいという旨を伝え、

最初にかかった病院の地域医療センターのような所から、いきたい先の病院に連絡をとってもらい、予約日にセカンドオピニオン外来を受診。

セカンドオピニオン外来で、最初の診断が確かである事、低侵襲性治療が可能かもしれない事。を聞いて、

セカンドオピニオンを受けた先の病院に、転院。

その後、低侵襲性治療をうけ、現在、腎機能はあまり落ちなかったので、透析にもならず、再発もなく、QOLを維持したまま経過しています。

いまの所は、順調な経過です。


今、思うのが、医療は、まず、「本人の意思ありき」という事☆

家から近い病院がいいのか、遠くのいい病院に連れていくべきか。家族は、迷います。でも、本人の意志あってこそな気がします。

お医者さんも、プロの目線で、こういう治療があるとか、こういう治療がいいと、強く誘導したりも、あるかもしれませんが、

最終判断は、”本人”で、本人がいろいろ聞いたうえで「したくないです」といえば、強行は、医師でも絶対にできないはずです。


まわり(医療者、家族、友人等)は、できるだけ、最良と思われる情報を探したり、最良と思われる治療を提案したりして、

その人がよくなるのを、”手伝う”という以上の事は、できない気がします。

でも、本人が診断に納得していなかったり、

確かな医療情報や、病気が良くなるための治療を、積極的に模索したりしていたら、

”本人が、納得のいくよう”、心から、お手伝いしたいと、自分は思うし、

(医療者を含め)まわりの方は、応援チームとして、

一生懸命できることは手伝ってあげられたらいいと、心から思います☆

#病気 #闘病 #腎ガン #がん #セカンドオピニオン


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