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背中を預けられるのはお前だけ!友情がアツいおすすめバディ漫画11選

こんにちは、石川由弥子(ゆみこ)です。

息がぴったりで、お互いを信頼し合うバディもの。最初はいがみ合っていた2人が徐々に信頼関係を紡いでいくもよし、元々の友情がより濃くなっていくのもよし。

今日は、友情に乾杯したくなる、おすすめバディ漫画。今回は、「同性のバディ」と「異性のバディ」、2つに分けてご紹介します。

同性同士のバディ漫画

男性と男性のバディ、女性と女性のバディの中から、お気に入りの作品をご紹介します。同性だからこそ、背中を預けられる、そんな尊い関係性の作品をご覧ください。

1. 『キングダム』

【あらすじ】時は紀元前――。いまだ一度も統一されたことのない中国大陸は、500年の大戦争時代。苛烈な戦乱の世に生きる少年・信は、自らの腕で天下に名を成すことを目指す!! 2013年、第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞!
【おすすめポイント】おすすめバディは「信と嬴(えい)政」。2人は「元奴隷出身の少年」と「中華統一を夢見る若き秦王」という身分差がある関係ながらも、背中合わせで戦える存在。例え物理的に離れていても、お互いを信じ、信頼に答える姿に震えます。

2. 『LIMBO THE KING』

【あらすじ】多大なる犠牲者を出した眠り病撲滅から8年――。任務中に瀕死の重傷を負い、退役の危機にあったアダムは、軍幹部から特殊任務を伝えられる。それは、なくなったはずの眠り病再発に絡む極秘ミッションで!? 不屈のNAVY男と伝説の元英雄が記憶を食い荒らす奇病"眠り病"に立ち向かう!!
【おすすめポイント】おすすめバディは「アダムとルネ」。最初は本物のバディになれるのか!?と疑ってしまうほどの性格も生い立ちも正反対の2人。しかし同じ目的のために協力し、お互いを信頼するようになります。ギラギラな太陽のようなアダムと、冷静沈着な月のようなルネの温度差にやみつきです。

3. 『金色のガッシュ!!』

【あらすじ】魔界の王を決めるため、100名の魔物の子供達が人間とコンビを組み、最後の1組になるまで戦う。ファンタジー系バトル漫画。 天才ゆえに妬まれ、友達のいなかった清麿と、素っ裸で清麿の部屋の窓を割って入ってきたガッシュ。二人が出会い、過酷な戦い、運命の中で共に助け合い、成長してゆく物語。 第1巻はLEVEL1〜LEVEL19までを収録。
【おすすめポイント】種族を超えた友情もので外せないのが『金色のガッシュ』でしょう。天才ゆえに誰にも理解されなかった清麿が、天真爛漫なガッシュと出会い、友情を育んでいきます。無条件に愛してくれるガッシュの存在が、清麿にとってかけがえのないものなんだと感じさせます。2人は、文字通り、背中を合わせて戦えるバディです。

4. 『鋼の錬金術師』

【あらすじ】兄・エドワード・エルリック、弟・アルフォンス。2人の若き天才錬金術師は、幼いころ、病気で失った母を甦らせるため禁断の人体錬成を試みる。しかしその代償はあまりにも高すぎた…。錬成は失敗、エドワードはみずからの左足と、ただ一人の肉親・アルフォンスを失ってしまう。かけがえのない弟をこの世に呼び戻すため、エドワードは自身の右腕を代価とすることで、弟の魂を錬成し、鎧に定着させることに成功。そして兄弟は、すべてを取り戻すための長い旅に出る…。
【おすすめポイント】息のぴったりあったバディといえば、「エドとアル」の兄弟コンビ。幼い頃からお互いの技術を磨きあってきた兄弟仲の良さがうかがい知れます。それぞれ失ったものはあれど、その失ったものを取り戻すということを理由に奮起する姿は本当に勇ましい。誰よりも早く大人にならなければならなかった2人のバディっぷりが悲しくも愛おしい作品です。

5. 『BEASTARS』

【あらすじ】肉食獣と草食獣が共存する世界。そこには、希望も恋も不安もいっぱいあるんだ。チェリートン学園の演劇部員レゴシは、狼なのにとっても繊細。そんな彼が多くの動物たちと青春していく動物群像劇が始まる!!
【おすすめポイント】「オオカミのレゴシとシカのルイ」の種族を超えた友情がにくい!肉食獣「らしくない」レゴシと草食獣「らしくない」ルイの縁は、巻をおうごとに切っても切り離せなくなっていきます。生まれた種族は違えど、レゴシはルイを信頼し、ルイはレゴシならばと信頼できる、その関係性にキュンです。スーツを着たルイ先輩が本当にイケ鹿なので注目してほしい。

6. 『メタモルフォーゼの縁側』

【あらすじ】ふと立ち寄った書店で老婦人が手にしたのは1冊のBLコミックス。75歳にしてBLを知った老婦人と書店員の女子高生が織りなすのは穏やかで優しい、しかし心がさざめく日々でした。
【おすすめポイント】「75歳のゆきさんと17歳のうららちゃん」の歳の差を超えた友情がとても素晴らしいのです。たった一冊のBL漫画が紡いだ2人の友情は、いつしか同人誌即売会に出るところまで深化していきます。新しいことを吸収するたびにキラキラ輝くゆきさんと、そんなゆきさんに背中を押されてエイヤーと飛び込むうららちゃんの友情は本当に素晴らしいです。5巻で完結した作品なので一気読みもおすすめです。

異性同士のバディ漫画

男性と女性のバディの作品を集めました。友情に同性も異性もないのだと感じさせられます。恋愛関係が介在しない関係で、信頼度MAXの尊さを味わえる作品です。

1.『ゴールデンカムイ』

【あらすじ】『不死身の杉元』日露戦争での鬼神の如き武功から、そう謳われた兵士は、ある目的の為に大金を欲し、かつてゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れる。そこにはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりが!? 立ち塞がる圧倒的な大自然と凶悪な死刑囚。そして、アイヌの少女、エゾ狼との出逢い。『黄金を巡る生存競争』開幕ッ!!!!
【おすすめポイント】おすすめなバディは「杉元とアシリパさん」。2人の掛け合いがおもしろすぎます!歳の差はあれど、2人で一緒にいる姿がしっくりきます。杉元がアシリパさんへしっかり敬意と信頼を寄せているのが、私的に素敵ポイントです。幼いながらも杉元と対等に渡り合うアシリパさんの精神年齢の高さにも驚かされます。

2. 『白暮のクロニクル』

【あらすじ】そこは、「悲しき不老不死――オキナガ」が存在する世界。厚生労働省の新米公務員・伏木あかりが配属されたのは不死の種族「オキナガ」を管理する部署。厚労省での仕事1日目にオキナガ惨殺事件と遭遇し怪死事件を追う任務を与えられる、あかり。しかも見た目は少年、中身は88歳老人の殺人事件マニア・雪村魁とタッグを組まされ…。時を越えて生きるオキナガに起こる怪死事件、彼らの想いが紡ぐ年代記(クロニクル)。日常系×非日常ミステリーの世界へようこそ!
【おすすめポイント】「不死の魁と人間のあかり」のバディが、切なくてとっても素敵です。実は魁はあかりの先祖とご縁があり、不死だからこそ脈々と受け継がれる人とのつながりの素晴らしさを感じます。人が良く、真っ直ぐなあかりと見た目は若いけれど中身はおじいちゃんの魁のバディっぷりは、見応えがありますよ。

3.『ミステリと言う勿れ』

【あらすじ】『BASARA』『7SEEDS』の田村由美、超ひさびさの新シリーズがついに始動!! その主人公は、たった一人の青年!しかも謎めいた、天然パーマの久能 整(くのう ととのう)なのです!!解決解読青年・久能 整、颯爽登場の第一巻!!冬のある、カレー日和。アパートの部屋で大学生・整がタマネギをザク切りしていると・・・警察官がやってきて・・・!?突然任意同行された整に、近隣で起こった殺人事件の容疑がかけられる。しかもその被害者は、整の同級生で・・・。次々に容疑を裏付ける証拠を突きつけられた整はいったいどうなる・・・???新感覚ストーリー「ミステリと言う勿れ」、注目の第一巻です!!
【おすすめポイント】私が好きなバディは「整(ととのう)とライカ」。ライカは整が入院先の病院で出会った美女。ライカは冷静沈着・頭脳明晰。整も頭の回転が早いため、2人の会話はとっても高度なのです。事件に巻き込まれた2人は、暗号で会話したりして、常人には理解できないところで繋がっているところがかっこいい!

4. 『メイドインアビス』

【あらすじ】隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っていた。アビスの不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていく。アビスの緑に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い…?幻想と機械が入り混じる大冒険活劇、第一巻!
【おすすめポイント】「探窟家を夢見る孤児のリコとロボットのレグ」はアビスの底を目指して旅に出るのですが、謎の多いアビスの中では危険と隣り合わせ。いくことも戻ることも危険なアビスの中で、2人は力を合わせて歩みを進めていきます。リコが大怪我を負った時、2人は本当のバディになれたのではないかと私は感じました。アニメもとても良かったですし、2022年にはアニメ2期が放送決定とのことなので、ぜひ今年のうちに観て見てください。

5. 『薬屋のひとりごと』

【あらすじ】「小説家になろう」発! ヒーロー文庫の大人気タイトル『薬屋のひとりごと』が、待望のコミカライズ! 中世の宮中で下働きをする少女・猫猫(マオマオ)。花街で薬師をやっていた彼女が、帝の御子たちが皆短命であるという噂を聞いてしまったところから、物語は動き始める。持ち前の好奇心と知識欲に突き動かされ、興味本位でその原因を調べ始める猫猫の運命は――…!?
【おすすめポイント】おすすめバディは「猫猫(まおまお)と壬氏(じんし)」。元薬師で侍女の猫猫と宦官の壬氏は本当に良いバディ。猫猫は薬師の娘だけあって、毒や薬に対する探求心が強く、いつも珍しい品物と引き換えに壬氏が持ってくる厄介ごとを受け入れるところがあります。win-winの関係であり、身分差はあれど、なんだかんだでいいコンビではないかなと思います。『薬屋のひとりごと』は元々は小説なのですが、小学館版とスクエニ版のコミカライズがあります。私はスクエニ版の顔が好き&話の描き方が好みです♪大筋は同じなので、お好きな方をお選びいただければと思います。

▼スクエニ版

▼小学館版

信頼で繋がる関係の尊さ

今回は同性のバディ・異性同士のバディの中からおすすめの作品をご紹介しました。

同性同士のバディの良さ、異性同士のバディの良さ、それぞれあります。

みなさんのお気に入りのバディはいたでしょうか?

他にもこの作品のバディが最高だよ!などありましたら、ぜひ教えてください。

では、また〜


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