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小川町 酒蔵まつり 2024.2.25/ Ogawa-machi Sake Brewery Festival 2024

埼玉県小川町の酒蔵まつりに妻と行ってきました。昨年に続き、今回は2回目の参加、少々天候が雨模様でしたのでその点は残念でしたが、雨にも負けず、会場は大盛況だったと思います。

 参加されていた酒蔵は、前回と同様に「松岡醸造」「晴雲酒造」の2つの酒蔵さん、そして特別出展ということで、「武蔵ワイナリー」も参加されていました。お酒試飲の他、地元グルメ店も多数出店しており、会場では和太鼓や吹奏楽等の演奏もあり、”飲んで”・”食べて”・”聞いて”、酔いひとときを楽しみました。前回は、小川町を散歩することも楽しみながら、会場を行き来しましたが、今回はあいにくの天候ということで、会場間の移動はシャトルバスを活用しました。いつものごとく、一番印象的で本当に大切なことだな、と思うこと。それは、迎える側も参加する側も共に”笑顔”だった、ということです。おいしい食べ物と、おいしいお酒が人と人をつなぎ、交流の場を創り、”笑顔”を生み出す。お酒のパワーを感じるとともに、企画から運営していただいた小川町酒蔵めぐり実行委員会の皆さま、地元関係者の皆さまには感謝申し上げたいです。(2023年2月参加時のnote はこちら↓)

前回(2023年2月)は、①晴雲酒造 ⇒ ②松岡醸造、という順番で会場を移動したのですが、松岡醸造さんの蔵見学の整理券が無くなってしまい参加できずだったので、その反省を活かし、①松岡醸造⇒ ②晴雲酒造⇒ ③武蔵ワイナリーの順番としました。今回は、2回目の参加ということもあり、会場での試飲要領も分かってきたので効率よく会場を回ることができました。 

①松岡醸造株式会社

自宅を早めに出て、9時30分頃には松岡醸造さんの会場に到着。10時前に会場に到着できたので、目当てにしていた蔵見学の整理券配布にも間に合いました。到着早々、10時00分の回に参加することができました。少しの待ち時間に温かい甘酒をいただきました。

9:30頃に会場に到着。まだ、それほど混雑していませんでした。やはり先に来て正解。
このころはまだ雨は降っていなかったのですが。
蔵見学の10:00開始の整理券も入手できました。待ち時間に温かい甘酒をいただきました。

蔵見学は、松岡醸造 7代目社長が案内してくれました。お米の洗米工程(原料処理)から、製麹(せいぎく:麹を作る工程)~ 上槽(しぼり工程)~ 貯蔵場の他、酒造好適米と普通米の稲の高さの違い等も交えてお話いただき、約40分くらいの蔵見学をあっという間に終えました。

蔵見学の様子。お酒がどのように造られていくのか等 分かりやすく教えてくれます。
説明者:7代目社長 自ら案内いただきました。
精米・洗米後のお米(非常にキレイです)
酒造好適米の稲について分かりやすく説明いただきました。
予約限定の帝松 立春しぼり。
こちらのお酒は、先日、埼玉県中小企業診断協会 国際化支援研究会で開催した国際化セミナー
の試飲用お酒にも活用させていただいたお酒です。

蔵見学を終えたあと、早速、試飲会場に進みます。試飲の待ち時間には、たこ焼き(三代目笠山)や焼き鳥(太田ホルモン)をいただきました。(いつものように写真を忘れ・・・。)

会場は、あいにくの雨でしたが雨などはあまり関係なく、お酒と地元の食を楽しんでいます。
武蔵越生高校和太鼓「青龍」(和太鼓演奏)
雨のなか、迫力ある演奏でした。

松岡醸造さんのお酒は、今月初めに、帝松立春しぼりの他、特別純米酒を購入済(在庫あり)で、さらに隣接されていう松風庵で飲み比べ等もいただいていたので今回購入しませんでした。

呑み比べセット(3種を選べます)

②晴雲酒造株式会社

松岡醸造の会場をあとにして、シャトルバスで晴雲酒造の会場へ移動します。あいにくの雨でテントのある場所に参加者が集まっています。もう少しテントを準備してもよかったかも・・・。

シャトルバスを降りて会場に向かいます。
試飲会場へ
試飲会場は前回同様に混雑していました。人気投票BOXもあり。
私は、”善祥”(E)に投票。結果はどうだったのでしょうか。
晴雲酒造株式会社 FBより。投票結果です。
その場で揚げていた小川町コロッケを今年もいただき、、、
MC 稲村ジョージさんのギター演奏を堪能しました。
MC 稲村ジョージさん
「~2月は、酒蔵まつりで、酒が飲めるぞー 」と会場を盛り上げていました。
このあと、Miss SAKE Saitama の方の紹介も上手にこなしていました。

③武蔵ワイナリー(特別出店)

晴雲酒造さんから、徒歩10分程度の武蔵ワイナリーの会場に移動します。

武蔵ワイナリーの特設会場(テントが多く、ゆっくり座って時間を過ごせました。)

武蔵ワイナリーで、目当てにしていたのは、『饗之光(あえのひかり)』というお酒です。数百年後も世の中に必要とされる企業を目指しているとのことで、ワインづくりの傍らで日本酒の杜氏として酒造りにも従事していたとか。この情報に興味を持ちまして今回立ち寄らせていただきました。
 その時代の市場にあった商品づくりに挑戦することは非常に大切なことで、酒蔵創業時の消費者(=市場)に向き合い、市場と対話しながら継続し続けることで100年、200年と必要とされる企業が生き残ってきた。そう考えると、試行錯誤して挑戦しようとすることの大切さ、挑戦し続けることの大切さ、そして、そういう挑戦を消費者が知ることの重要さを想像できます。

こちらの武蔵ワイナリーの会場では、テントも設営されていて座ってゆっくりできる場所もあったので、大愚 純米大吟醸の燗酒(1合)をいただきました。裏のラベルをよく見てみると、こちらの製造者は、武蔵鶴酒造でした。

寒い日は、燗酒を外で飲むのがいいですね。
玄米おにぎりと燗酒
おでんと共に、燗酒。
お土産には、『饗之光(あえのひかり)』をいただいてきました。
いち消費者として応援していきたいと思います。

おわりに

 昨年に続き、2回目の酒蔵まつり参加。昨年は天候にも恵まれ晴れの日でしたが、今回は雨となりました。ただ、雨の日の酒蔵まつりも趣きがあって酔いを楽しむことができました。特に寒い日は燗酒がよく、武蔵ワイナリーの特設会場で飲んだ燗酒は最高でした。たった1合で酔っぱらうほどにお酒は弱いのですが、楽しむことができました。酒蔵まつりに付き合ってくれた妻にも感謝して、また、来年2月の酒蔵まつりを楽しみにしたいと思います。

槻川/ Tsuki River
静かな川の風景@小川町  /      雨の日もいい感じでした。
雪がちらついていたらもっと良い風景だったかも

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