マガジンのカバー画像

ケアとまちづくり、ときどきアート。

なぜケアとまちづくりが必要なのだろう?病院を地域に開いた方がいいのはなぜ?アートを介護に持ち込むと良さそうなのはなぜ?地域包括ケアシステムの中で一大ブームになっている「ケアとまち… もっと読む
このマガジンは月額500円の定期購読マガジンです。月4本程度の有料noteをお届けします。2本以上… もっと詳しく
¥500 / 月
運営しているクリエイター

#長崎二丁目家庭科室

暮らしの保健室をアップデートする

暮らしの保健室はやっぱりケアとまちづくりの先駆け的な存在である。2011年というまだ医療者が病院を出ること自体が懐疑的な時代に、病院を出て、団地の一階に誰でも、医療介護の対話が気軽できる場所を作った。それが本当に素晴らしいと思うし、これからも讃えられることだと思う。暮らしの保健室は全国各地に広がり、訪問看護ステーション、社協、行政などの手によって、それぞれの街で展開している。前回、暮らしの保健室を取り上げたときに、「暮らしの保健室の本質は商店街にあることではない」と言った。街

有料
300

もしバナ:「もし職場の施設のロビーを地域に解放しよう!って話が出たら、何をどうする?

4/24、マガジン購読してくれている皆さんに感謝を伝えたい&読み手のあなたに会いたくて開催した、マガジンライヴ。(参加してくださったみなさんありがとうございました!) マガジンライヴの中で読み手さんが、「実は働いている施設で、ロビーを地域に開こうって動きがあって・・・」とお話がありました。 えー、なんですかそれ、面白そう!と、そういった類の話にすぐ飛びついてしまう(笑)のが私です。 そこで、もしバナ:「もし職場の施設のロビーを地域に解放しよう!って話が出たら、何をどうする

有料
300

関わりしろをつくったら、看板そのものがいらなくなった。福祉・世代をつなぐ場所「長崎二丁目家庭科室」と、畳んだあとの話。

こんにちは。福祉環境設計士の藤岡聡子です。初めましての方は、こちらの記事をご参考に。私をご存知の方は、このままどうぞお付き合いくださいね。 (1人目の赤ちゃんを抱っこ紐に入れて歩く女性の、とある一日) この子、なかなか髪の毛生えないな〜、頭寒そう。あ〜可愛い帽子でも買ったげないとなぁ。あれ、町の通りを歩いてたら、昭和の香りする面構えのお店の前の立て看板に「長崎二丁目家庭科室」の文字。 今日の予定が書いてある。なになに、”さとみとゆかりの 編み物の会”?。ふぅ〜ん。中のぞい

有料
300