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「前に逃げる」危険が迫った時にこそ

優れたボクサーは後ろには逃げないそうです。ボクシングの防御方法にダッキングというものがあります。相手のパンチをよける時に頭を左右に動かして避ける防御です。ダッキングするときは、ひざをゆったりしてひざを曲げて、ひざでよける感じでパンチをかわす。相手のパンチを、うしろでよけるのではなく、前でよける感じになるので攻撃に移りやすい防御方法だと言います。

何か困ったことがあった時に、私はこのことを思い出すようにしています。

仕事でもプライベートでも、クレームを受けたり、誰かに迷惑をかけてしまったり、間違いを仕出かしてしまった時、気持ちが沈み、どうしても対応は後回しにしたいと思うのが人の常です。ただし、厄介なことは自然に消滅はしません。必ず追いかけてきます。それもだんだんと巨大になって迫ってくることの方が多いと思います。そんな時こそ、スピーディに「前に逃げる」ことが大切だと自分に言い聞かせています。

自分に非があれば「申し訳ありません」と謝り、二度と繰り返さないようにする。クレームは自分に起因することでない場合でも、きちんとクレームを聞き、その原因を突き止め、再発を防止する手立てを打つように動く。気持ちの持ち方次第で、向き合い方と行動が変わる。それは当たり前のことなのですが直面すると実際は、その時つい立ち尽くしてしまうものです。そうならないように「前に逃げる」心構えは常に持とうと思っています。

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