見出し画像

部長の役割とは(その見極め方のルール)その1

今回から、表題にあるように「部長の役割(上司の見極め方)」を数回アップします。


この目的は、自分にとって上司とは?を考えるときの一つの視点に、して欲しいと思ったからです。
私も、いい上司、悪い上司、変な上司などたくさん経験させてもらい
ましたので、その思いを共有いたします。

上司は何をするべき人なのか、その職務を全うしているのか、
自分の仕事にとって、本当に有益な存在になっているのかの、
一つの指針にして欲しいと思います。

一般的に、サラリーマンにとって会社が楽しいかどうかは、
上司の善し悪しで7割決まると言われています。

そんなデータもあるくらい、上司の存在は大きいものです。
その上司が立派であるかどうかで、楽しく仕事ができるかどうかが
決まってきます。

その見極め方を書いて行きます。

その1は、「その上司は腹が据わっているか?」


簡単に言うと、上司は部下の責任を取ってなんぼの存在です。
何かあった時に責任を取ってくれるか、上と戦ってくれるか
ということです。

言い方を変えると「部下を(自分たちを)守ってくれる上司か?」
ということです。

私が部長や副社長をやっていたときは、

部下達には、「とにかくやりなさい。責任をオレが取るから」

といっていました。そう上司からいわれたら部下達はどう思うでしょうか?

まずは「よしやるぞ!」ではないでしょうか?

私にとってもそう言ってくれる偉い上司がいましたから、

「よし、この人のために働くぞ!」
「この人のためならなんでもやるぞ!」

と言う事になります。逆に、いい成績を出した時に、

「これは自分がやりました」と上に言う上司、
または失敗した時に「これは部下の責任です」

という上司がいたらどうしますか?モチベーションがどうのと
言う前に、働く気さえなくなります。

過去の上司で、すぐ責任を部下に押し付ける上司がいました。
仲間内では、「責任転嫁物」といって、内心はバカにしていました。


日頃の上司の言動を良く観察して下さい。
上司が、更に上の人達に自分たち部下の事をどう言っているのかを。

責任逃れみたいな事を言い、部下が悪いというような事をいっていたら、
その上司を信用するのは止めたほうがいいし、見放した方がいいでしょうね。


一昨日、本屋さんで見つけた本に「田中角栄 100の言葉 ~日本人に贈る人生と仕事の心得」というがありました。

ぺらぺらめくってみていたら。角栄さんも「とにかくやりなさい。責任をオレが取るから」というようなことを言っていました。だからこそトップまで登りつめることができたんでしょうね。

角栄さんの好き嫌いはあると思いますが、その人生観ややって来た事にはビジネスパーソンとしても

見習うべき事が沢山あります。

次回は、「上司の本当の仕事」についてです。部長や課長の仕事って何か考えた事ありますか?

あまりに本来の仕事をしていない上司がいる事に気づくと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?