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「フランス人は10着しか服を持たない」に学ぶ人生の生き方

今回はこんなテーマで書いてみました。
前回の続編ぽい感じになりましたが。日常生活における生き方についてです。
日常生活の過ごし方については、人それぞれですからこれがいいとか、ダメだとかということはありませんが、こんな考え方や生き方もあるんだという参考にしていただければと思います。


「フランス人は10着しか服を持たない」(ジェファニー・L・スコット著)は、好評を博し、バージョン2も出版されました。私は、バージョン1、2も両方読みました。

これはアメリカ人の女性が、パリに住むマダム・シックの家(アパルトメント)にホームステイをした時の実話で、フランス女性のシック(シンプルで美しい)な生活習慣に驚いたことを書いたものです。

バージョン2には、こんな下りがあります。
「パリのマダム・シックの家にホームステイをしていたときに、私が感心
してしまったのは、マダムの身だしなみがいつもきちんと整っていたこと
だった。とはいえ、マダムの身だしなみには、やたらと手の込んだところはひとつもなかった。ヘアスタイル(パリジェンヌ風の栗毛のボブ)といい、Aラインのスカートとローヒールのパンプスといい、そのスタイルはいかにもマダムらしかった。スウエット姿で家の中をうろうろ・・・なんてことは、マダムにはありえなかった。着こなしから料理のしかたにいたるまで、マダムの日々の暮らしは、美しさを心に思い描く瞑想のようなものだった
のだ。

マダムはありのままの自分に心から満足して、日々の暮らしを楽しんでいた。肩の力が抜けていて、とても優雅だった

家にいて、出かけなくてもいつも奇麗に着飾り、きちんと家事炊事などをこなす。そんな姿が美しく見えるということです。

ここに書かれているように、私もだらし無く一日中スウエットやパジャマで過ごしているような人は、男性でも女性でも好きではありません。
やはり外見もそうですが、人間性もだらしなく感じます。
(あくまでも個人の感想です)

以前、駅からの帰り道で何気なく通りに面した家を見るともなく覗いてみたら、なんとその家のお母さんが風呂上がりらしく、すっぽんぽんで胸を丸出しにして家の中を歩いていました。
近くには家族も何人かいました。いくらなんでも通りから見えるところで、すっぽんぽんはいただけません。私に気付いたのかすぐに隠れてしまいましたが、こういう態度はいけません。
子供も見ていますし、真似します。私の家内だったらすぐさま注意します。着替えは、やはり人のいない洗面所(脱衣所)ですべきだとおもいます。

この本は私にもおおいに影響を与えました。服の整理をしてかなりの数を
捨てました。ワードローブに関しては、こんな事をこれからしようと決心しました。

「もう安っぽい服は買わない。バーゲンでも上等の服を買い(とはいってもポロシャツなら高くても1万円)、少しよれてきたらそれを家着にする」

そんな決心をして、もう半年ほどでしょうか。下はジーンズ、上はブランドもののポロシャツやカジュアルシャツを愛用しています。服の持ちもいいと思いますし、来ている時の気分も違います。

まだまだ、クローゼットには沢山の1年以上着ていない服がありますので、順番に捨てて行きます。実際捨ててしまっても何にも困らないことに気づきました。

なんと人生で初めてだと思いますが、先週近くのデパートで、2万円近く
するカジュアルシャツを2枚も買ってしまいました。

それほどのブランドではない(ブランドに詳しくはありませんが・・・)のですが、しっかりした作り(縫製)、素敵なデザインに惹かれたのです。
これはおそらく10年は着るでしょうね。

あなたも実行してみてはいかがでしょうか?断捨離と言う言葉もありますし・・・

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