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なぜ横国サッカー部に理念が必要だったのか?

理念を作った思い

「横国サッカー部を魅力のある部活にしたい!」
2018年、理念を作ることを提案した当時の四年生(67期)はそんな思いを抱えていた。
当時のサッカー部は、
1、とても内輪な活動
2、学内外での認知度が低い
3、憧れて入部してくる部員が少ない
これらの課題を抱えており魅力のある部活とは言えなかった。
(実際この3つは現在のサッカー部でも課題となっている)
そこで横国サッカー部に魅せられて人が集まってくるような組織づくりをしていく必要があった。
ひいてはそれがサッカー部が長期的に強くなることに繋がっていた。

魅力的な組織づくりをしていくために
サッカーで結果を出すのは大前提であり、
その上でいかにユニークな活動をしていくか、付加価値をつけていくかが大事であると考えた。

既にユニークな活動としてフットサルスクールを開催していました。
しかしまだ二年目であり、スクールをもっと活発化させ・長期的に開催していかなければ横国サッカー部の付加価値とは言えなかった。

理念は、スクール活動などピッチでのプレーに結びつかないように見えることを意味付ける役割を果たしている。
たとえ発案者が卒業しても、現役部員がそれらの活動の意義を理解し、継続させていくために理念による意味づけをしているのである。

フットサルスクールにかける思いや、横国サッカー部を強くしていこうとする意志が詰まっているのでぜひこの記事を読んでほしい。

長期的に強くしていくという考え

理念を作った思いのところで、魅力的な組織づくりがサッカー部が長期的に強くなることに繋がっていると述べたが、
「サッカー部を長期的に強くしていく」という概念自体が元々は薄かった。

サッカー部の組織構造が
・毎年、首脳(組織のトップ)が代わる
       +
・長期的にチームを率いる監督が居ない
ということで、「どのようなチーム作りを目指すか」が一貫していなかったからである。
要は各代によって目指す方向性が変わってしまう属人的な組織であった。
そのため部員個人個人の意識に関しても
「今、自分がサッカーをやれればそれでいい」
と考える選手が多く、自分達でサッカー部を強くしていこうとする意識はなかった。
しかし当然のことながら、一年単位の努力では「関東昇格」という目標は到底達成できるものではない。
目指すべきを統一し、継続的に発展していく意識を組織全体で持つ必要がある。

今年よりも来年、来年よりも再来年、五年後が今よりも強くなるように。

推薦制度がない横国サッカー部にとって、横国サッカー部に憧れて入部する部員が増えることが継続的に発展していく上での必要不可欠な第一歩であった。

これらの思いをこめて作ったのが

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                            理念である。



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