お金を使って暮らしを豊かにする考え方
みなさんはお金貯めていますか?だいたいの日本人の方は貯めていると思います。なんせ日本ではお金=貯めるものという風潮がありますからね。
最近テレビでも日本は貯金大国として知られているという番組をしていて、とても興味深かったのを覚えています。
お金ってとても大事だと思います。何か高い買い物をした時に「散財した」「財布が飛んだ」と言って喪失感に襲われるかもしれません。
でも本当にお金を使う=失うなんでしょうか?僕は最近違うと感じてきました。そのきっかけは自粛期間に暇なあまりネットショップ巡りが日課になり、お金を好きなものに使っている時でした。
お金使って欲しいものを買うと...幸せじゃないですか?
お金を使う→対価として物をもらうということは、自分の持つ財産をどんどん増やしているという行動に他ならないんじゃないか?と思うわけです。
ということで今日は「お金」にまつわる話です。お金には実質的な価値はなく、使うことで意味がある(もちろん貯金するのも大事)という話をします。
そもそもお金に価値はない
あるワイドショーで「日本はいくらお金を刷れるんですか?」という話がありました。インフレで日本円の価値が下がり、物価が高騰する危険性からそういう話になった訳ですが...
専門家によると「200兆円か300兆円くらい刷ってもおそらくビクともしない」という話をしていたように思います。
この話は流し見たテレビの情報なので鵜呑みにはしないで欲しいんですが、言いたいことはただ一つ「お金にそもそも価値なんてない、使ってこそ意味がある」ということです。
少なくとも持っていることで得られるものは多分ありません。強いて言うなら「安心」とかですかね。
でもお金は使わないとなんの意味もなしません。お金の仕組みは詳しくは調べて欲しいのですが、使えば使うほど社会に循環するようになっています。
そして使えば自分にも返ってくるものになります。
お金を使えば自分に返ってくる
お金を使う=社会に還元し、その対価として自分に価値をもたらす...と認識してもらうとわかりやすいと思います。
社会は貰ったお金でより社会を良くして働いてくれた人たちに給料という形でありがとうの気持ちを払う...というサイクルになっています。
でもお金を使ってそれ相応の価値を貰っている以上は自分の資産が減っているとは限らないはずです。
もちろん払ったお金に見合っているか...とか考えちゃうと思います。それは「お金を使う=資産が減る」と考えているからです。
僕は使ったお金で得たものはそのお金以上の価値があると思っています。そしてそれをここで伝えたいです。
自粛期間を乗り切るためにPS4を買ったんですよ。自分にとってはとても高い買い物です。でも自粛生活を充実させたいと思ったので買いました。
実際買ってからしばらく経ちましたが今では欠かせないものとして自分の生活を支えてくれています。ゲームをしなくてもNetflixやYoutubeを楽しめるし直感的な操作で自分のしたいことが思いのまま。
十分自分にとって価値のある資産となっています。他にも鬼滅の刃とか在宅勤務に読むためのビジネス本など自分の血肉となる知識をくれています。
お金という数字=「安心」
なんでお金を使う=喪失感になるのか...それは僕らが「お金という数字に価値を少なからず感じている」からです。
なんだかお金を貯める=安心という数式が頭にあるので貯金する...その気持ちはとても分かりますし、貯金も大事です。
でもお金がある=自分に価値があるではありませんし、投資をした方が自分の魅力はあがります。特にこの自粛期間中は時間がとてもあります。
経済活動が出来ないとはいえこの期間に何をするかで収束後が変わります。お金にある程度余裕がある人はいくらか使ってみてもいいかもしれません。
それが今後の自分の価値...そして暮らしの質の向上に繋がると思います。経済活動の低下で社会は多くのダメージを受けています。
そんな時だから特にお金を社会に還元していきましょう。自粛のストレスも緩和するのにもおすすめです。
お金を払う=ありがとうの気持ち
そもそも人は何故お金を払うのでしょう。僕らはお金をモノや体験に払いますが、同時にお金を払ってもらう立場でもあるわけです。
給料を貰うという行為は誰かにお金を払って貰っています。
「お金を払う」行為と「お金を貰う」行為は相互作用の仕組みになっています。お金を貰わないとお金を払えませんからね。
そう考えるとお金を払うという行為がちょっと違うように見えてきませんか?お金を払うという行為をもっと分解してみましょう。
お金を貰うためには「仕事」をします。仕事は誰かの役に立つ行為と捉えると「お金を払う=感謝を伝える」という行為に見えてきませんか?
あなたはお金を払うことで何かを得ています。それを得るには本当に多くの人の手がかかっています。僕は「お金を払う=ありがとうの気持ちをあげる」ことだと思っています。
そう捉えるとお金を払う側も払われる側もハッピーです。
自分や社会に投資するという考え方
今はとても経済的に苦しい時代です。もちろんお金を使うことが出来ない人もたくさん存在します。その人たちのために少しでもお金をつかってありがとうを届けるという行動が大事なのかと僕は思っています。
今は多くの仕事が負担の大きい業務を危険と隣り合わせの状態で毎日行なっています。僕は最近書店に買い物に行ったのですが、書店もとても来店する人が多く大勢のお客さんがいました。
時間があるのにも関わらず書店の多くが閉まっていたためでしょう。しかし店員さんは統率のとれた行動でクラスターが発生しないよう勤めていました。
僕はその店員さんたちに感謝の気持ちを伝えたい思いでいっぱいでした。本当は家にいることがそれを伝えることになるのでしょうが...お金を落とさないとその人たちの暮らしも苦しくなります。
ジレンマという言葉が脳裏をよぎります。
その他にも外出自粛と経済自粛により人が密集する危険性のあるお店が増えています。スーパー、外食産業、ホームセンターなどです。
今はそれぞれがやり方を考えてそれを乗り切っています。さらに辛いのは医療従事者の方々です。24時間対応し休まず働いている姿には敬意を払います。今僕らが安心して暮らせているのも今必死に働いている方々のおかげです。
お金に実質的価値はないと発言しましたが、お金を使わず貯金されるとそのお金が社会に回らず困る人たちも沢山います。とても辛い状況ですが自分にできることを考えながら自粛生活を頑張りましょう。
お金を使うということは自分の投資だけでなく社会への手助けになります。3密を避けるなどの節度を保った上で、自分のできる範囲でお金を使うことも僕らのできる社会のための行動になります。
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