子どもが「可愛い」という感情は、どこか身勝手なものだろう。片思いのような、一方通行な気持ち。何かの拍子に、それまでの「可愛い」が一転して「可愛くない」になるおそれをはらんでいる。「子どもが可愛い」ことは両刃で、絶対善ではない。子どもは「おもしろい奴だな」くらいに眺めていたいなぁ。