センスの話

(2023年6月23日の記事)

今回は勉強です。その考えはこっちの方がありですよって話です。偉そうに教えます。

自分にはセンスがないんです~って謙遜も含めて聞いたことがあると思うんです。そのセンスについての話です。センスなんてものは生まれ持ったものじゃないので、簡単にセンスないんです~と諦めなくても大丈夫だよって内容です。今回の話でその考えを変えてあげます。偉そうに教えます。

最近も変わらず、休みの日のお昼はカレーライス一択でやっている。六車師匠も次から次にカレーを食べまくっており、この熱狂した男を早く世に見つけてもらいたいと思いつつ。

お客様の紹介で神戸にあるニューヤスダヤというカレー屋さんに行ってきた。ここも僕たちが求めている家では食べれない尖ったカレーを提供している。今回はお店の紹介ブログではないので、百聞は一見にしかず、実食されることをお薦めする。なるほど、これが求めているカレーなのかとわかってもらえると思う。

そうこうしていたら、元町サトナカという有名なカレー屋さんが(最近は店舗展開をしているみたいで)、高砂市にも出店したという。このサトナカカレーができたと聞いた瞬間に僕の心が、何故かざわついた。こういう心の動きに僕は敏感で、思考を巡らせて、このざわつきの原因は何かとあれこれ想像し、勝手に予測を立てひとりで話を盛り上げてしまう。

ほほう、なるほど、なるほど。水晶に手をかざして、みえますみえます。高砂市はですね、カレーの町になるでしょう。みえますみえます。

これが僕の心のざわつきから出た予感である。

というのも高砂市にはカレーの名店が沢山ある。沢山というと言い過ぎなので、僕調べという事で話をすすめてほしい。実際はわからない。僕が休みの日のお昼はカレーにしているからそう思うだけかもしれないし。とにかくだ、高砂市は近い未来、カレー都市になっている。断言しておこう。

さて、僕が変わらずカレーを食べていることがわかっていただけたところで、センスの話を始めよう。

結論、センスとは情報量である。

カレーに熱狂しているから、あらゆる店舗のあらゆるカレーを食べまくっているからこそ、カレーの良し悪しがわかってくる。良し悪しとは求めている味と言った方がいいのか。つまり、情報量に比例してセンスの良さが洗練されてくる。これなのだ。

センスがないんですよ~っていうのは、単純に情報不足。何が良くて、何が駄目かがわかっていない状況のことで、センスを磨くというのは沢山の情報の中から、より良くを絞っていく作業のことなのである。

わかっていただけたか?

僕の仕事であるこの美容業界も、いわゆるセンスというものが必要とされている。21歳の時にこの話を業界のトップの人物から教えていただき、なるほどと実践している。なので、生まれ持ったセンスというのは本来はなくて(大谷翔平選手のような体格に恵まれるとかはまた別の話で)、幼少期から本を読むのが好きなら、本選びのセンスはいいだろうし、センスがあるとは多くの情報量の中から、これが最適解であるとピックアップできるかどうかということなのである。

行ったことがあるカレー屋さんが10軒の人と、100軒の人ならば、後者の方が、より多くの選択肢の中から、良い店というのがチョイスできる。その結果、センスのいい店を紹介することができる人と、周りに認められるのだろう。どうでしょうか?

まとめると。とにかく同じことを反復して繰り返した先にセンスが生まれる。それをさらにさらにと求めた結果がセンスの良さなのである。諦めてはいけない。あの人センスがあるな~と認識されている人は、他人より単純にそれに対してトライしてきた回数の多い人である、それが答えである。

オリラジの中田ではないが、僕のブログを楽しめている時点でセンス抜群だと思いますけどね。偉そうに申し訳ない。次回は才能について語りたいと思います。チャンチャン。


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