今月は、地域のイベントでヨガレッスンをしている。毎回初めまして、こんにちは。人見知りなんて言ってられないくらい、新しい方たちと出会っていて、一緒にヨガをできるのが嬉しいし楽しい。

私が伝えるヨガはとてもゆっくりしていて、経験者の方には物足りなく感じるかなといった内容。アンケートでもそんな言葉をいただいたし、自分でもそうだよねーって思う。

でも、相変わらずゆっくりやさしいヨガをしている。なんでだろう？と考えた。多少負荷がかかった方がヨガをやってる感じがするし、充実感でいっぱいになる。なのにやらない。はて？なぜ？

今のところの答えとしては、日常のあらゆる場面でヨガを思い出してほしいから。例えばテレビを見ながら、あぐらで姿勢を正してみたり、歯みがきしながら片足立ちしてみたり、靴下履くときに足をピーンと伸ばしてみたり、そんな風に面白おかしくヨガが生活になじむといいなって思っている。

レッスンの時だけヨガをするのもいいけど、普段の生活の中にヨガの動きが自然と入っていったら、いつだってヨガしてることになる。そのためにシンプルな動きを丁寧にやってみるといいのかなって思う。

まあ毎回やさしいだけだと飽きちゃうから、チャレンジポーズも入れつつだけど、基本は楽しく日常生活を送るためのやさしいヨガを伝えることにしている。

経験者の方には申し訳ないのだけど、やっぱりヨガの垣根を低くして、初心者の方がおっかなビックリしないようにレッスンするのが、今の私の務めなのかなと感じている。

たくさん動くヨガも好きだし、難しいポーズに挑戦するヨガも好きなので、私も機会があったらそんなクラスを受けに行きたい。

ただ、今の私が伝えていきたいのは、ヨガが初めてで自分にもできるかな？って迷ってる方の背中をそっと押してあげられるようなレッスンなので、そこは迷いなく伝えていけたらいいなと思っている。

いろんなタイプのヨガがあって、いろんな先生がいて、いろんな生徒さんがいる。誰一人同じじゃないから面白い。自分にあったレッスンや先生に出会えるよう、たくさんのレッスンを受けてみてほしいなと思う。