見出し画像

学んだことを自分のものにするために必要なこと

最近、職場で困りごとが立て続けに起こりました。

一つ目は、今年の9月に稼働を控えているプロジェクトに参画している若手社員から、コンサル会社に転職したいので、6月いっぱいで退職したいと相談されたこと。

二つ目は、私が参画しているプロジェクトで仕事をしてもらっているパートナーさんの犬が末期がんであることがわかったため、看取るためにプロジェクトを離任したいと相談されたこと。

三つ目は、事情があり過去2回ほどリモート打ち合わせ中にレスポンスしなかった部下が、また会議に参加していなく、電話しても応答がないので対応してほしいと連絡を受けたこと。

これらがほぼ同時に起こりました。

こんな時、打ちひしがれても何も解決しないので、冷静に考えて対処するしかありません。

ヨーガの先生から「どんな時でも冷静でいなさい」と教えられていた私は意識的に冷静でいることを心がけました。

頭の中の声が、あぁ〜どうしよう〜、先方にどんな文句言われるだろう〜と呟いていることに気が付いた私は、意識的に姿勢と呼吸を整えて、体と頭の中の声を落ち着かせ、やるべき事を考えました。

まず一つ目の問題は、初動が肝心なので、すぐに相手先のプロジェクトマネージャーに状況を報告しました。同時に営業に、代替要員を手配するように指示を出しました。

二つ目の問題は、まずはペットを失うことによる喪失感がどの程度職務に影響が出ているのかを確かめるため、面談をして確認しました。

犬の容体が悪くなるにつれ仕事のパフォーマンスが落ちていったことと、本人から今のままではご迷惑をおかけするということで離任を希望されたので、営業と連携して代替要員を提案し、顧客の了承を得ました。

そして三つ目の問題ですが、その日の夜に面談を組んで、担当営業と一緒に事情を聞きました。

その社員に対して、私は感情的にならずに冷静にいるように努め、正直に事実を話すように伝えました。

すると、「申し訳ありません、寝坊しました」 と正直に答えてくれました。
また同じことを繰り返さないようにアドバイスをし、素早く動いたことで、大きな問題にはなりませんでした。


人間生きていれば家族の問題、職場の問題など色々な問題に直面すると思います。
そんな時必要なことは、知恵を学び自分の人生に適応・応用させることだと、私はヨーガの先生から学びました。

もしあなたが知恵に出会っても何も変わっていないとしたら、ただ学んで終わりにしてしまっているからです。

学校で何年も学んだ英語が使えるレベルに達しないように、学んだだけでは使えるようになりません。

せっかくこの人生で知恵に出会ったのでしたら、自分の人生に応用されてはいかがでしょうか?



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?