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「今だからこそ、オンラインレッスンの話」

Top画像は台湾の生徒との「オンラインレッスン」


オンラインレッスンって普及したの?

 例の進化した風邪のウィルスのせいで、音楽教育の世界では「オンラインレッスン」が普及した雰囲気がありますが。実際はあまり浸透していないんだなと、常日頃感じている作曲家の土屋です。


地方に作曲の先生がいない話

 地方で「各国公立大芸大」や、「音大受験」を見られる「作曲の先生」は数限られています。東京には現役の大学教員が教えているということもあるので、ある程度います*。大阪には数人といったところでしょうか。

(*先生の紹介で師事するということが多いので、繋がりを見つけるのは手間がかかります)

それ以外の地域では、「各国公立芸大」や「東京の私立音大受験」を教えられる「作曲の先生」というのは、ほぼいないと思っていいと思います(もし、「良い先生」がいたら教えてくださ〜い、地方の生徒におすすめします)。


オンラインレッスンの実際のところ

結論.オンラインレッスン=対面レッスン

ほぼ同等の成果

 結論ですが、「オンラインレッスン」では東京で実際成果をあげている「対面レッスン」と「ほぼ同等の価値のレッスン」が受けられます。

自分の音大受験成果の例を挙げるのもなんですが、

2023年 
東京藝術大学作曲科 最終合格者3名(最終合格者2名 *スコアシェアコース)
京都市立芸術大学 作曲専攻1名合格(オンラインレッスン)

東京音楽大学 ミュージック・メディアコース1名 合格(スコアシェアコース、芸大・音大 作曲科模擬試験 自宅参加)
大阪音楽大学 作曲専攻1名 合格(オンラインレッスン)

2022年
東京音楽大学2023年度外国人留学生選抜「ミュージック・メディアコース」1名(台湾よりオンラインレッスン)

国立音楽大学2023年度総合型選抜作曲科1名(メール添削レッスン)
東京音楽大学 ミュージック・メディアコース2名 合格(1名オンラインレッスン)
東京音楽大学 芸術音楽コース1名 合格(オンラインレッスン)

東京藝術大学作曲科 最終合格者1名合格(スコアシェアコース)
*作曲に関する資料のシェア

2021年
東京藝術大学作曲科 最終合格者4名合格(合格者中2名スコアシェアコースのみ)

と、オンラインのみでも十分成果は出ています。むしろ移動の時間と費用のコストを考えると、オンラインの方が「費用対効果」は高いでしょう。

せっかくの「チャンス」をスルーしている話

 「オンラインレッスン」や、それに関する「テクノロジーの勉強」をおろそかにしたり、「対面レッスン」に関するこだわりのせいで、みすみす「国公立芸大」や「希望の私立音楽大学」に進学する「チャンス」をスルーしているなという事例を多く見ます。

もはや、物理的距離など関係ないです。学ぼうとする心と、ほんのちょっとの「Zoom」と「課題をスマホでPDFにする」知識さえあれば。

さあ「時代は変わりました」住んでいる場所は関係なく、皆で「一緒に」学んでいきましょう。


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