芸大受験

簡潔じゃない自己紹介

ささですおはようございます。

今日は現場がかなり長丁場なので、帰ったら絶対疲れて寝ちゃうじゃんと言うことで出勤中にえっせこおっせことnoteを更新しております。

ちなみにこの写真(ヘッダー?の写真)は高校生の頃に撮ったものなんだけど、この頃ケータイで色んなものをパシャパシャ撮って遊んでました。ルールも何もないから、自由に撮るのがすごく楽しかったな。当時は絵を描くことも好きで(特にデッサン)、デ

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作曲系の志望校選びについて

音大受験志望校選びについて(作曲系)
志望校について相談を受けることが多いのでまとめると。その大学に入りたい、その大学にいる先生につきたい、どこの学校でもポピュラー・芸術音楽と自分で仕事をとってやっていけるという人は、進む大学・専門学校は好きなように選べば良いという前提ですが。

多少の幅はありますが映画・放送・ゲーム・ポピュラー音楽志望の方は東京音楽大学 作曲指揮専攻・各コース、洗足学園音楽大学

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ありがとうございます!これからも頑張ってためになる記事書きます。
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真雪アナザー[4]

胸の痛みは気の所為じゃない。

春休みの最終日、真雪は自分に課していた春休み中の説得を守れなかった事実に酷くうろたえた。
どれだけの期間があったことだろう。そしてすべき事を成した後に増しただろう集中力を、先延ばしにすることでどれだけ失ってきただろう。
全てを分かっていながらもただ一つ、その全てを齎せられる唯一つのことができない自分に底知れぬ過信と浅ましさを感じ悶えた。
私の身体を動かせるのは私だけ

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真雪アナザー [3]

梅雨の登校路は嫌いだ、肩は濡れるしスカートも濡れる。梅雨の玄関や廊下は嫌いだ、不躾に濡れた廊下や階段は茶色く濡れていて汚らしくそして滑りやすくて危険。梅雨の教室は嫌いだ、締め切った教室では皆の髪や服から水気が空気に含まれて少しの熱を纏いムワッとした空気は集中力を微かに奪う。梅雨の図書館は嫌いだ、くたびれた本たちから独特の匂いが湿度の高い空気に移り新鮮な空気とはとても言えない。

だけれど真雪は梅雨

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真雪アナザー [2]

○登場人物紹介
・真雪(まゆき)
自称ちょっと憂鬱なセブンティーン、確かにちょっとはそうだが確かにちょっとである。自分で思っているより自己分析が得意で客観視を自然に行える、が気付いてやってるわけではないので得意なんだかどっちだか分からないかもしれないがそのバランスが味を出してる(はず)。無意識のバランス能力とタイミングの良い大胆さが役立つのはもう少しあとの話。
・沙衣(さえ)
からかい上手の高木さ

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真雪アナザー [1]

上野美術大学空間デザイン学科。
高校三年生の春、進路志望調査の紙にそう書き記し提出した。
一年前の高二の春には何と書いて提出しただろう。県内にある適当な国立大学だった気もするし親や教師そして一年後の自分に見栄を張り、少しの期待も添えて学力より背伸びした偏差値の大学を探して書いたかもしれない。
しかし今となっては取るに足らないことで、記憶を辿ろうとするのを意識的に止め、上野美術大学のホームページを映

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38歳、芸大受験してみた。⑭

私がどれほど不合格を確信していたかというと、①もう上野には当分来ないと思い、招待券を持っていた隣の都美術館に、まだ会期はあるのに試験3日目に寄って帰ったほど、②唯一全てを話してあり、結果が出たら報告がてら飲みに誘おうと思っていた芸大卒の友人Nに、結果なんて待つまでもないと、これまた当日中に誘いを入れ実際に飲んだほど、③翌日の仕事で「私きのうまで大学受験してたんですよ!」とすっかりネタにしていたほど

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38歳、芸大受験してみた。⑬

人生で最も大恥をかいた、2018年3月7日の詳細。といっても5種のうち、楽典とピアノはそこそこ良くできたのだ(当社比)。楽典は作戦通り、捨てる問題は最初から捨てて出来そうなところだけをスピーディーにやれたし、ピアノに至ってはスタインウェイのグランドピアノを弾ける喜びすら感じながら受けられた。まあそれは、ピアノの前の聴音で十分な玉砕を感じ、開き直っていたからでもあるのだが。

というわけで玉砕の始ま

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38歳、芸大受験してみた。⑫

3月6日、3日間に及ぶ二次試験はまず小論文と和声から始まった。結局一度もレッスンを受けられなかったM先生から言われていたのは、小論文は音楽学の知識を見るものであって、ただ自分の考えをうまく書くだけでは意味がないということ。つまりプロのライターであることは何の助けにもならないと分かってはいたのだが、何しろ音楽学の文献を読んでおく時間は、今年に関しては確保できなかった。そこで私の作戦は、とりあえずどん

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38歳、藝大受験してみた。⑪

音楽の勉強というのは語学に似ていて、短期集中でどうにかなるものではなく、徐々に体に馴染ませていくものだ。よって、以下に紹介する私のラストスパートにおける勉強法は決してお勧めできるものではないのだが、この連載は参考書の類いではなくあくまで記録目的のものなので、思い出せる限り詳細に記してみる。

まず、和声と聴音。

2回目にして最後のT先生の和声レッスンの際、受験問題に似た課題をいくつかいただいてい

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