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「成長ドライバ理論」講義

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経営とは、遠きをはかり、事業や組織に関するありとあらゆることに目配り、気配りをして、適時に的確な手を打つこと。・・・これを可能とする会社経営の全体的・統合的なフレームワークを示す… もっと読む
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記事一覧

なぜ「良い会社づくり」は進まないのか

「いい会社」や「良い会社」への興味・関心が高まってきました。「社員や関わる全ての人の幸せ…

「良い会社」=社員を大切にし、社員と会社がともに成長する会社

近年、社員に過重労働を強いたり日常的なハラスメント行為で社員を苦しめる「ブラック企業」の…

必然としての「良い会社」のあり方

1.モノの豊かさから人の幸せへ 西暦2000年くらい以降、「良い会社」をテーマにした多くの書…

経営の基本メカニズム

「良い会社」にするには、経営の基本メカニズムをきちっと確立・機能させた上で、社員を大切に…

良い会社づくりのための経営行為による影響は伝播していく①

前稿で「経営の基本メカニズム」のうち、会社の円滑な運営や成長を生み出す原動力となる要素に…

「良い会社づくり」に向けて、いかに社長のマインドセットを変えるか

良い会社とは「社員を大切にし、社員と会社がともに成長する会社」です。社員を大切にすること…

「社員を大切にする経営」の原点

「『社長』はどう考える? お客様と社員とどちらが大切?」の投稿で、ネッツトヨタ南国株式会社相談役の横田英毅さんが今から30年以上も前に「社員を大切にする経営」を重視されていたことに触れました。 世間の多くの経営者が「顧客満足」をしか考えていないという中で、どうして横田英毅さんは社員の幸せこそが第一という信念を持たれていたのでしょうか。その原点について伺わせていただいたことがあります。 横田さんは、1980年にネッツトヨタ南国株式会社を創設した、その時点で「社員の幸せが第一

「社長」はどう考える? お客様と社員とどちらが大切?

成長ドライバ理論のメインドライバの一つである「社長」に関するお話をしましょう。 数年前、…

「経営手腕」のある社長/経営手腕をどう磨く?

「経営手腕」のある社長全国のトヨタ販売会社300社中、13年連続顧客満足度第1位。2002年、日本…

【社長】事業に懸ける想い

会社が成長する原動力となる要素、「成長ドライバ」について一つ一つ見ていきましょう。 まず…

社長に必要な4つの大切なこと

長期安定的に成長する良い会社をつくるために、社長に必要な大切なこと。それは下記の4点に集…

「上滑りな社長」になっていませんか?

長期安定的に成長を実現する良い会社をつくるために社長に必要な4つの大切なこととして、①学…

母性の経営、父性の経営

経営のスタイルとして、「母性の経営」と「父性の経営」。この2つの側面を意識されるとよいと…

社長は変われない? 自己観照、自省のススメ

社長は往々にして「自分が正しい」「自分がルールだ」というように見える行動をしています。でも、ご本人はそれに気付けていない。そして、「自分は正しい」「自分がいちばん頑張っている」「社員の努力が足りない」・・・という考え方を持っているがためにうまくいかないことがよくあります。 社長は、人から叱られるなどということはおろか、欠点を指摘されることなどなかなかありません。自らが自己の限界や問題点に気付き、学び、努力して改善しようと思わなければ、そのままの姿で、一生、成長もせずに終わっ