飲食店を経営しているとお客様からほぼ毎日電話がかかってきます。

内容は様々ですが、ご予約や注文、商品に関する問合せがほとんどです。

このような電話のタイミングは様々であり、店内が忙しい時にかかってくることもあります。

しかし、お客様は店内が忙しいかどうかはわかりません。

店内が忙しいというのはお店側の一方的な都合なのです。

お店がどんなに忙しくてもお客様の電話には親切丁寧に対応する必要があるのです。

これは商売をする上では当たり前のことです。

お店側が親切丁寧に対応しているのか、そうでないのかは、お客様には伝わります。

それは言葉使いや話すスピードに自然と現れてしまうからです。

無意識のうちに心の中で思っていることが態度（話し方）に出てしまうのです。

当たり前のことですが、お客様からの電話は実際の来店と同じくらい感謝の気持ちを持って対応しなければならないのです。

電話をしてくれたということはその時点で、沢山の飲食店の中から自店を選んでくれたということなのです。

そしてこれから、来店したり、注文しようと思ってくれているわけです。

こんなにありがたいことはありません。

それほど、お客様の電話には重みがあるということです。

わざわざ電話をかけてきてくれたことに感謝しましょう。

その感謝の気持ちはお客様に自然と伝わるはずです。