22:00  

「カカ、絵本やぶれちゃった。なおして。」

2歳の次男ナツを寝かしつけながら一緒にうたた寝する私に、泣きべそをかきながら3歳の長男タイが訴えてくる。

30分ほど前、夫との折り紙を終えて
寝室に上がってきたタイ。

「絵本よんで」の訴えに、

「絵本と折り紙で、折り紙選んだんでしょう。もう、寝る時間だから絵本は今日は読めないよ、もうカカ眠いから読みたいなら自分で読みな」

ただただ、疲れていました。
土日も仕事で、脳みそが沸騰していて。
寝る前は本を読んであげたい母の温かい気持ちは、眠気に完全に負けていました。

そんな中、一人で絵本を読んでいたタイ。
ベロンと大きく開くページが折れ目のところで
パックリ取れてしまっています。

よりにもよって、図書館でお借りした本。
「図書館の本だから、勝手に直せないんだ。明日、図書館に持っていこう」

そう伝えても
「いま直して、すぐ直して。わ〜ん！」

とにかく、久々にこんな姿見たなと言うくらい
直してと怒って泣き続けるタイ。

いま直してほしいんだよね
すぐ読みたいんだよね

共感・説明・ただただ訴えを聞く・抱きしめる

育児書に書いてあることは全部やってみましたが、1時間以上激しい怒りをぶつけ暴れるタイ。

・破ってしまった罪悪感
・いつもは本を直してくれるのに、直してくれない母への怒り
・眠気

ナツが起きそうになり、リビングへ移動しても泣いて怒り続けるタイに
私は大声を出して「いい加減にしなさい」と怒りそうになる。

でも、あの時私が眠気に負けず、起きて一緒に読んであげていたら。。。
そんな罪悪感からなのか
怒っても悪化するだけとわかっているからか
グッと堪える。

もうダメだ。。。

気分転換にアイスを食べることにした。

すると、ピタッと泣き止んだタイ。

「ぼくも。」

23:30
歯磨きも終えている3歳だけど
〝もう、どうにでもれ〟の気持ちで
スーパーカップをわたしました。

涙いっぱいの目でスーパーカップを無心で食べながら「おいしいね」と笑うタイ。

「寝よっか？」というと
「もう疲れちゃったよ、寝よう〜」というタイ。

そりゃぁ疲れるだろうよ、あなた1時間半も泣いてたんだからw

もっと早くスーパーカップを食べさせたらよかった。
いろいろあるけど、私の反省はこれだけにします。

怒った時、大人も子供も引くに引けなくて
何かきっかけが欲しい時がある。

だから、どこかに気持ちを逸らしてあげる方が
ずっと良いこともある。

わかっているのに眠くて思考回路がショートしてました。

毎回じゃ困るけど、
〝こういう解決の仕方もある〟

これが育児のリアルかなと思います。

ちなみに家の絵本はこちらのテープを使っています。

ヨドバシで他のものを買うときに一緒に注文しています。
セロハンテープなどで補修すると、色が焼けたりパリパリになったりするのでオススメです。

(絵本修理するような使い方したことない。。と言われたことも多々ありますが、我が家には必須アイテムです。)

さぁ今日も、暑いけど、空をみて仕事しよう〜！