オープン就労だからといって、なんでもオープンにするべきじゃない
睡眠障害が不採用の一因となったことを、だいぶ悔やんでいる。「やっぱり言わんかったらよかったなあ」と。
うつ病発症時から睡眠障害(早朝覚醒で疲れや熟睡が取れにくい)があり、日中に眠気がきてしまう症状がある。
応募したのは完全在宅勤務の求人ということで、入社後のことを見据えて、正直に症状と配慮して欲しいことを伝えることにした。
暇な現職テレワークではよく寝落ちしていたので(わざとではない。下手したら30分くらい)、これを次の職場でやらかしたらさすがにまずいなと思ったからだ。
「眠気を感じた時に、5分ほど身体を動かすための小休憩を頂きたい。そうするとパフォーマンスを維持できる」と、なるべく前向きな表現にした。(就活は物は言いようポジティブ命なので)
結果的にこの判断が、今後においても痛手になることとなった。
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睡眠の症状は、配慮事項として伝えると採用する側の懸念点になるので、今後伏せていきたい、とエージェントに話した。すると
「弊社としては、求職者様の体調を企業様に正確に伝える必要があるので、それはできない」
と拒まれてしまった。
今後どの求人を応募するにあたっても、もう隠したい不利になることがずっとついて回ることになる。これはやってしまったな…。
一度オープンにしたものは、以降クローズにすることはできないのだ。
見捨てられたエージェントD社と違って、今回の担当者はよく求人をくれて自分としても頼りにしていたので、この開示ミスはかなり痛い。
担当者を通さず自分で公開求人に応募することもできるが、応募書類の特性情報としては残ってしまう。よってウソはつけない。
また新しいエージェント探しから始まるのか…それか仲介業者に全く頼らずに自分でやっていくか。うーん、これもめんどくさいなあ~
正直者は損をする、と普段からつくづく思っているが、こんなところでも実感することとなった。
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