悪口・陰口は誰の得にもならない

よく平気で人の悪口や陰口を言う人いますよね。
でも、何の得にもならないと思うのです。
私が得にならないと思う理由は以下の通りです。

・不平不満が本人に直接伝わらないので結局何の解決にもなっていない。
・悪口を言われた人はどこかの噂でそのことを知り(だいたいそういうことは漏れるもの)、不信感を抱き、健全な人間関係を築けない。
・特に、同じ職場やチームで活動している仲間内の場合、パフォーマンスが低下する。
・悪口は悪口を呼び、ネガティブなインプットしかできない。
・よって、単なる時間の無駄でしかない。
・自分の声は自分の頭のなかに一番入りやすいから、自然と思考がネガティブになる。
・悪口の聞き手は、「この人は人の悪口を言う人なんだ、きっと私もどこかで私のこと言っているんだろうな」と思う。少なくとも私は思う。
・自分の人間価値を下げ、同じ程度の人しか周りに集まらなくなる。

ざっと思い付くだけでもこんなにあります。

一方で、悪口を言うメリットは、
・話が盛り上がり一時的にスッキリする
以外に何かありましたっけ?

あとよくありがちなのは、「他の人も悪く言っていたよ」という報告です。まさに私が今これを言われている状態です。
本人はどういうつもりで言っているのか分かりませんが、何がしたいのでしょう。

直ぐに思い付くのは、自分が悪く言ったことの正当化、ですかね。
あなたに不満を感じているのは私だけではない、だからこの意見は正しいんだ、ということの証明か。
別に大多数の意見が正義ではないのですが。

チームを分断させることが目的ならそれでも構いませんが、そうでないなら、やはり言うべきではないと思うのです。

自分こそ正義だと信じて疑わず、平気で人の悪口・陰口を言って、そのリスクを考えない人がやっぱり一定数いる気がします。

普段私の棲む世界の住人にはいないタイプの人ですが、たまに何かの巡り合わせでこういう人に遭ってしまうこともあります。

そういう時は、私の人間レベルが下がっているのか、それとも試されているのか。
どちらにしても、自分を見つめ直す良い機会にしようと思います。

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