晩婚さん かわいい男性は最強

かわいいは最強!みたいなセリフが「逃げるは恥だが役に立つ」にあったと思いますが、私は全面的に賛成です。
かわいい、は何より強いのです。かっこいいより、尊敬できるより、憧れるより、かわいい。かわいい人には、「何かしてあげたい」「大切にしたい」と自然と思えるからでしょう。

昔は、「男は頼られるのが好き」が一般論でした。頼るのは女性、頼られるのは男性というステレオタイプがあったかと思います。それはそれでよいのですが、一部の、私のような強めの女性は、頼られるのもうれしいもの。人の役に立てる、必要とされるのは、ある意味とても贅沢でありがたいことです。

さて、かわいい男性と言っても、別に化粧しろとかフェミニストになれとか、そういうことではありません。あくまでも私の場合ですが、男性にかわいさを感じるのはこんなときです。

・何かに夢中になっているとき
・夢中になりすぎて、なにかうっかりしてしまうとき
・失敗を隠さず恥ずかしそうに笑うとき
・小さな助けを求めるとき
・小さなことでもありがとう、と言ってくれるとき
・弱気な素顔を見せるとき

書いていて整理されてきましたが、「素直」というのがかわいさの大きな要素かもしれません。

夫はとてもかわいいです。余計にかっこつけることも、取り繕ううそをつくこともなく、素のままでいてくれます。
私はと言うと。けんかっぱやくてひねくれていて、ああ言えばこう言う、素直さのカケラもない人間。
とにかく口が立つので、人とぶつかる事も辞さず。でも、夫はそんな私に「蓉子の言うとおりだな」、と寛容な言葉をかけてくれます。もちろん、彼がそう思ったときだけですが。その言葉の温かい響きに、私の氷の角も少しずつ溶けていきます。

自らの至らなさを、穏やかに気づかせてくれる夫に感謝です。これから謙虚に、夫からかわいさを学んでいこうと思います。

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