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ついやりすぎてしまう性格

どうにも「ちょうどいい加減」というものが分からないらしい。

普段スキンケアなんてほぼノータッチなのに、フェイシャルマッサージを教えてもらった途端、張り切って力を入れすぎて、目の下に内出血をつくってしまった(ちょっと痛いくらいのほうが効果があるような気がして……)。

そういえば、過去にも同じようなことがあったと思い出す。

小学生のとき、細い眉毛にあこがれて抜きすぎてしまい、眉毛の半分がなくなったこと。
大学生のとき、雑誌で読んだマッサージをするのに適当に家にあったクリームを使ったら、肌荒れを起こしたこと。

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「ついやりすぎる」といえば高城剛さんを思い出す。彼は毎日飛行機に乗っているのでは?というほど頻繁に海外を飛び回っており、ひとつのことに徹底的にハマって詳しくなっては、また新しいテーマにハマって……を繰り返し何冊もの本を執筆・出版している。

彼のエピソードで真っ先に思い出すのは、「赤信号を待っているときにスクワットをする」こと。運動をすると決めたらまっしぐら、赤信号の時間だってムダにしない。

そんな人が目の前にいたら面白すぎないだろうか。「えっ!この人やばい…!」とは思いながらも、私はテンション高く笑ってその人を見つめるだろう。それは好奇の目とか見下しているのではなく、「うれしい」だ。「えっ、こんなに自分を解放できている人がいるのか!すごい。羨ましい。私が少しくらいやりすぎてしまっても、どうってことないのかも!」と思えるから。


彼ほど自分自身を解放できるか?と問われると、決して首を縦にふることはできない。そこまでの道ははてしなく遠いし、この一生でできるようになるかも疑問だ。

でも「目の下赤いよ」と言われたときにごまかすのではなく、「いや〜マッサージやりすぎちゃって〜。ついついやりすぎちゃうんだよね、あはは」と笑い飛ばすくらいはできるようになりたい、と思う火曜日の夜なのでした。

高城剛さん、どこか旅先でばったりお会いできたら最高にうれしいなあ。


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