ここ2か月、ひらめきが毎日どんどん降ってくるようになりました。
なかなか楽しいので、コツをまとめてみます。
どれも無料で、ひとりで簡単にできるものです。お試しあれ！

アルファ波との出会い

そもそも、ひらめく毎日の前提なのですが、
最近、脳とアルファ波について学ぶ機会がありました。

アルファ波とは、瞑想状態など脳がリラックスした状態に出る脳波のこと。
脳をリラックスさせ、ストレスを沈め、脳を活性化させる効果があるそうです。集中力が高める効果もあるため、スポーツ科学の分野でも活用が進んでいるらしい。
意識的にアルファ波の状態を作り出すことで、集中力を高める、ひらめきを生むなど、能力を引き出すことができるようです。

そんな良いことづくめのアルファ波ですが、
一般人は昼間起きている時にはベータ波が多いのだとか。
「やること」に追われる毎日や、ギチギチに余白なく埋め尽くされたスケジュールでは、ベータ波が優勢になってしまいそうです。

言葉だけは知っていたけど、今までまったく意識したことのなかったアルファ波。この機会は私とアルファ波との出会いともいうべきもの！

アルファ波の状態を意識的に作りたい！

アルファ波がこんなにいいものだと知ったので(笑)、試してみたい！となりました。

アルファ波が出やすい状況とは、

これってつまり、
・1分たりとも無駄にしない！意識を捨てる
・余白を設ける
が大事なのかなあと。

この「余白」という代物。
ここ数年、憧れては手に入らずにいるものです。
特に子どもが0歳～3歳くらいの小さくてまだ手がかかる頃、自分の時間が全然持てなかったので、「1分たりとも無駄にしたくない！」という気持ちが強く、隙間時間があれば何か詰め込もうとしていました。

どこかに向かう道すがら、料理をしている時、メイクの時間。
何かしているけれど、耳があいている時には、すかさずイヤホンを耳に入れて、読書や勉強など、「ひとりの大人としての楽しみ」を詰め込んでいました。洗面所やトイレにも本がいつも置いてあり、隙間時間には数ページ読むこともよくありました。
余白が欲しいと思いつつ、余白＝無駄、とどこかで捉えている自分がいたのですよね。

アルファ波を出す実験の結果

ちょっと話がそれましたが、アルファ波を出すために、意識的に生活に余白を入れて、リラックス状態を楽しむようにしてみました。

すると、早速1日目からお風呂、寝る前、起きた後によいアイデアがどんどんわいてくる自分に気づきました。
今までだったら、スマホで読書しながら歩いていた時間、耳に何も入れずにただ歩いていると、どんどんひらめきが降ってくるのです。
ええ～～～、楽しい！アルファ波って、楽しい！！！

ちなみに、スマホが手元にあるとつい何かを見ちゃうので、近距離のお出かけはスマホを持たずに外出することにしています。

なので、せっかくのひらめきを忘れることも多い、という悲しい事態も起きており。家の中にはあちこちにメモを置く、スマートウォッチでメモを取る、などで必死にしのいでいます笑。

ひらめく毎日、3つのコツ

アルファ波を意識して、ひらめきがどんどん降ってくる毎日を試して2か月。私なりに、気づいた3つのコツがあります。

1. 余白を作る
   アルファ波を出す実験の中で気づいたこと。損したくない！と詰め込むよりも、勇気を出して余白を持ったほうが得るものがずっと大きいと気づきました。

2. アルファ波を出す
   余白を持ち、リラックスした状態を作ることでアルファ波の状態に入りやすくなります。こういう時、「少し前から頭の片隅にあったあの件」の解決方法や、「これどうにかならないかなー」のバシっとしたひらめきが降りてきます。PCの前で眉間にしわを寄せて理屈をこねている時よりも、ずっとずっと解決に近づきやすくなりました。

3. 好きなことをする
   嫌なことをしていると、ベータ波になってしまう。ので、好きなことをしている時間が多いほど、アルファ波の状態を作り出しやすくなります。仕事も家庭も人間関係も、苦手を手放して好きなこと、得意なことに集中する割合を増やすと、ひらめきも増えていくように感じます。

余白を入れて、アルファ波が出る状態を楽しめるようになった今、思うこと。
育児で自分の時間がなくて、隙間時間に「有益なもの」を詰め込んでいた私は、着ない服でクローゼットをパンパンにしていたようなものでした。

着ないんだから手放せばいいのに、手放すのが怖くて詰め込んでしまう。
でもそのせいで、クローゼットを開けても見渡せないし、新しい物を入れるスペースもない。着ない服ばかりあっても仕方ないけど、手放した後にどうなるかが怖くて、握りしてめていたように思います。

おまけ：アルファ波が出る音楽

アルファ波ブームな最近の私のお気に入りは、アルファ波の出る作業用BGM。これをかけて仕事していると、確かに集中力が途切れないのです～！