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デザイナーベビー or 自然のベビー・科学の世界の大きなふたつの流れ?


今の混乱した世界の状況の中、特に昨年後半から日本だけでなく、海外の科学者の発信にも目を向けて情報を追っていくうちに、感じたことがあります。

それは今の科学の世界が分岐点にあって、ふたつの流れに分かれつつあるのではないか❓ということです。

科学の世界のことなどネット上で拾った知識しかないど素人の私の考えなので、偏った見方をしているのかな…と思っていたら、複数の科学者や研究者たちが似たようなことを言っています。

それは、例えばひとつは最新のテクノロジーでより完全な人間を作り出そうとしているということ。(トランスヒューマニズム)

遺伝子を物理的に操作して、IQが高く、病気にならない、容姿端麗な人間に育つような子どもを作る技術の開発。

数ヶ月前に知ったのがデザイナーベビーという言葉です。

もうSFファンタジーの世界のお話ではなく、現実になっています。

人間をテクノロジーで進化させようという動き。

また、遺伝子ワクチンや新薬の開発で人間の免疫力を上げるなどの人間改造とも思える方向性。

人間のトラウマを脳を操作して記憶を消すやり方。

あるアメリカ人の科学者はこんな風に言っています。

「多くの科学者にはそれを研究すること自体が目的で、自分もこの分野を研究することにとても関心がある。けれども、

それが政治や企業の利益と結びついた時に、歯止めが効かなくなるのではないか。」


という危惧を語っていました。

その科学者は、このような考え方が新しい優生思想を生み出すことになるかもと言っています。

病気をしない、勉強もスポーツも万能の手がかからない完璧なデザイナーベビー or よく熱を出してちょっとどんくさかったりするかもしれない自然の赤ちゃん。

その科学者は、周りにデザイナーベビーが生まれてきた時、あなた自身が親になる時に選択を迫られたらどうしますか?と問いかけていました。

何も知らないでいると、ある日突然「日本でもデザイナーベビー第一号誕生❗️」という華々しいニュースがテレビや新聞を賑わせる…なんてことになるかもしれませんね。

これは、今回のワクチンがそうでした。

「あなたはどちらを選びますか?自己責任で選びましょう」と言われても、最新のテクノロジーについての判断の材料を充分に持たない庶民には、なかなか難しい選択になるでしょう。

私が時々記事に書いているグレッグ・ブレイデン は、

「テクノロジーがしようとしていることの多くは、元々人間に備わっている能力であり、テクノロジーが人間の機能のマネをしても人間以上のものにはならない」

と言っています。

これはもちろん人間「本来」の能力のことで、まだ良い遺伝子のスイッチがオフだったり、ストレス下に晒された人間のものを言っているのではありません。

またこれは誰だったか覚えていないけれど、

「外側から与えられてしまうと、体はその機能を使う必要がないと判断して、その働きをやめてしまう」

とも言っていました。

病気の治療には薬などが必要であっても、健康な身体にはむしろマイナスの影響になることもあるのですね。

第2の流れとは、人間本来の能力を活かす方向へのテクノロジーの活用です。

どうしたら人間の中に眠っている本来の免疫力やその他の能力を引き出せるのか。

トラウマも無意識を理解することで超えられる。記憶とは何か?を理解すると、記憶は消す必要はないかもしれません。

そういうテクノロジーの進化の方向性です。グレッグ・ブレイデンはこれをインターナル・テクノロジーと呼んでいます。(もしかしたらインナー・テクノロジーだったかも。はっきりしたら訂正しておきます。)

一部の研究者や科学者は、意識によって良い遺伝子をスイッチオンに出来ると言っています。

「この世界はバーチャルリアリティだ」と言う物理学者のトム・キャンベルが、第1の流れの科学者がメインストリームだけれど、メインストリームの中にも第2の流れをくむ考えもあると言っていました。

ふたつの方向性、またはもっとあるのかもしれないけれど、私たち庶民が何も知らないうちに事が進んでいた…ということにならないように、情報を得て知っておくことも大切かなと思いました。

私は第2の流れで進んで行きたい派です。

知識を持って、自分の考えで選ぶということ。

そして一人の意識が全体に影響を与えるなら、何を意識していたら良いのか。

第1の流れを進むなら、科学者や政治家にお任せモード。私たちは何も知らない、しないままでよし。

第2の道を進むならそれぞれ個人が「人間とは何か=自分を知る」実践や、知識を得ることも必要になります。

この世界がバーチャルリアリティなら、そこに何を映して見たいのか。決めるのは自分です。

このところまた、テレビでは犯罪の事を執拗に(と私には見える)報道しているようです。

これはどちらの流れを進んでいるのでしょうか。

私たちが本当に知らないといけないことは、それではないはずだと私は思っています。

このようなことを一緒に考えてくださる方が増えたら嬉しく思います。特に、これからの世界を担う子供たちのために。

長くなりましたが、私の世界の見方に共感された方もされない方も、お付き合い頂きありがとうございました。😊

こちらの動画は今日の記事の内容とリンクしていると思います。関心のある方はご覧になってみてくださいね。

アメリカでも教鞭を取られたことがある医学博士井上正康先生のお話です。穏やかに分かりやすくお話してくださっています。素人が推測や受け売りや感情的になって言っていることよりも、専門家や現場に関わっている人、情報を得る人脈がある人のお話を聞いた方が良いと私は思います。

また、日本では殆ど報道されない海外の状況を知ることも大切ですね。

・現在の感染者の症状について 何故喉が痛くなるのか
・もう既にほとんどの人が感染済み
・マスクの害(特にお子さんの脳の発達やメンタル面)
・日本の医療の構造的な問題について

「国民が正しい知識の上で判断できる土壌をつくることが重要」
最後まで見ていただくと、先生のお人柄からこの話の信憑性が伝わるかと思います。

(サムネがちょっと過激な表現になっていますが、井上先生のお話の本筋はそこにはありません。)

「知る」ということ、改めて考えてみようと思います。


こちらも読んでいただけると嬉しいです。


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