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みんなが幸せになる社会って?「明日香さんは負けない」を読んで


【物語の概要】
お兄ちゃんの婚約者、明日香さんは車椅子に乗っていた。
笑顔が素敵な人だけど、どうして?と思った奈美。
奈美は明日香が取り組む「障がい者アート支援」等の仕事を知ることに。


✅障がい者アート?

奈美は障がい者アートの個展へ。
不思議ですごい絵に魅了されます。

障がい者アートとは
障がいのある人が作り出した芸術作品。広報のオリジナルキャラクターや商品広告に採用されることもある。


世界中で年齢、性別、障がい等により多くの不平等が生じていることを知ります。
エチオピアの農村部では、障がいのある子どもの約98%が中学校に通えてないという現実。
不平等や格差の解消につながればという思いで、障がい者アートを広めているという会長さんの話でした。

調べてみたら、バーチャルギャラリーありました。

2022年9月1日(木)〜5日(月) 東京芸術劇場ギャラリーで展示会があるとのこと。
バーチャルギャラリーで会場の様子も見られます。

✅明日香のマイカー

車椅子の明日香が車に乗り込むには、座席とドアに手をかけて体を浮かせたり、両手で片足ずつ持ち上げて動かしたり…と大変な様子。
奈美は、障がい者の苦労を知らなかった事を痛感。
手伝う!と声をあげていました。

自分が帝王切開で子どもを産んだ後のことを思い出しました。
手術後「ベットから体を起こして立つ」という、それだけの事が大変だったんです。
腹筋を使って起き上がることはできず…ベットのリクライニング機能を使い、手すりを使いながら足を床の方へ移動…と、大変だったのを覚えてます。

その時、ベッドから起き上がれる事は「当たり前」ではないと感じました。
困っている人がいたら奈美のように「手伝う!」と声かけをできる人でありたい、と思ってます。

✅フェアトレード商品、買ってみた

格差や不平等をなくすため、できることはなんだろう?
それは、買うものを選ぶこと。フェアトレード商品です。

【フェアトレード】
開発途上国で安い賃金で法律に守られず厳しい環境で労働させられるという不平等をなくすために、きちんと適切なお金が支払われる「公正な取引」のこと。

セブンイレブンにありました!

税込159円。他のチョコと同じ値段。

「1円でも安く」という買い物がすべてではないんですよね。
安く買えたとしても、その背景で不当に安い賃金で働かされている人がいたら、悲しい。
自分ができる範囲で、できることをやっていきたいなと思います。

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