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やる気のある奴は去ってくれ。

やる気のある奴は去ってくれ。

タモリさんの言葉。

ふかわりょうの本を読んで、知りました。

ラジオ番組が始まる時に、スタッフを集めて発した言葉。(中略)
力の入ったものは全体に悪影響を及ぼすということでしょうか。「みんなで頑張りましょう、よろしくお願いします」ではないのです。

「世の中と足並みがそろわない」より引用

やる気がなくていい。
やる気はいらない。

そんな言葉かけてもらえたら、
「え、それでいいんだ?」
と力が抜けませんか?

いいなぁ、その脱力感。


ん?
こんな人、他にもいたような?

作家の森博嗣さん。

たぶん、同じような思考の持ち主…
な気がする。

タモリさんと共通するなーと思ったところ、
勝手に紹介してもいいかな??

(いいともー)

✅集中力はいらない

森博嗣「集中力はいらない」

集中力が大事!という風潮があるけど、1点に集中していると、多様な視点が持てない。
分散させることで、集中力では気づくことのできない発想が生まれる。

記事より引用

「頑張るぞー」とやる気を出して力んでいると、集中して視野狭窄になる。

やる気がない方が、意識が色んなところに分散するし、俯瞰することもできる。

そんなことを、タモリさんは言いたかったのかなーと。

✅しかたなくやれば良い

森博嗣「アンチ整理術」

好きでやっている趣味でさえ、面倒だと思うことがある。そういうときは、しかたがないな、と腰を上げる。いやいや、しかたなくやれば良いのです。やれば、多少はあとで良いことがある。小説だったら印税がもらえるし、工作も出来上がるとうれしい。

記事より引用

これも
「やる気を出さない」「力を入れない」
という意味では、同じニュアンスなのかなと。

仕事も
「頑張らないと」「やる気出さないと」
って思いがち。

でも、いやいやでもいい。

その先に何か良いことがあるかも?
くらいの力具合でいいんだなと。

この考え方を知ってから、やる気がない自分をめちゃくちゃ肯定してます。

やる気がない方が、全体を俯瞰できるし、冷静に見られるんですよね。(って思ってる)

✅タモリさんは「浮力の神様」

これは、ふかわりょうがタモリさんに付けた名前。

タモリさんは、どこに行くのも変わらない。
(中略)どこに行くにも、力が入っていない。
(中略)脱力というか、まるで浮力だけで動いているようにも見えました。

「世の中と足並みがそろわない」より引用

フワフワと、淡々としているイメージ?

タモリさん、素敵だなあ。
いいなあ。

おわりに

確かに、力むとだいたい失敗するなあと。

準備バッチリと思ったけど、スベったり。
noteもそうなんでしょう。

「これはいいぞ!」
と鼻息荒く書いた記事より、

「こんなんでいいのか?」
と思いつつ投稿した記事の方が、案外読まれたりとか。

「肩の力抜いて!」
って昔から聞くけど、的を得た言葉なんでしょうね。

でも、力を抜くのも難しかったり。

やっぱり力を抜くには、熱中するよりそこそこの興味(むしろなくてもOK)くらいの方がいいのかなあ。


note?
暇を持て余してるから、遊んでるだけ\(^o^)/

〈あとがき〉
そんなわけないです。暇を持て余した遊びの域には、まだ到達しません。
浮力だけで記事を書ける域に達している人、いるんでしょうか?noteの神様?
ふかわりょうの本を読んだのに、ふかわりょう本人の話はほぼ登場しない記事になりました。
今日もありがとうございました。

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